メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

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 グアダラハラに10年住んでいる私ですが、メキシコシティに来て初めて目にするものもあります。それは、公共交通機関の一種、通称「COMBIコンビ」。ざっくりいうと、路線バスとタクシーの間的な乗り物です。

 メキシコシティ郊外の住宅地を網の目のように入り込み、住民の足として重宝されています。ハイエースタイプのバン後部座席を取り払い、その代わりに長椅子を内側にぐるっと設置します。しっかりとつかまれるよう天井付近に棒もあり、立って乗る人も合わせて最大で20人近くを乗せることができます。もちろん前の助手席には2人乗せちゃいます。運転席と後部の間は金網で仕切られており、中央に開いた穴を使って乗車賃のやりとりをします。


これがコンビ。小回りが効く便利な市民の足

これがコンビ。小回りが効く便利な市民の足

 出発地からいくつかの経由地を経て目的地まで、その間はどこで乗り降りしても自由。主だったバス停からの距離で料金は設定されていますが、路線バスのように乗車券があるわけでもないので自己申告。降りる少し前に大きな声で網の向こうの運転手に「○○から○○まで」と大声で尋ね、その運賃を渡します。

 もちろん後ろの乗客は届かないので、乗車賃は乗客が協力してバケツリレー方式で手渡しで行います。お釣りもきちんと手渡しで戻ってくるので安心。

 この「全員参加型スタイル」、文化的にもメキシコのいとこ的な存在のフィリピンでも同じシステムを採用しているようです。


コンビの中はなかなか快適

コンビの中はなかなか快適

 降り方はルート上ならほぼどこでも自由で「○○町のあのハンバーガー屋さんの角まで」というかなりローカルな設定。なので、長く住んでいる住民には便利な足ですが、言葉が分かっているだけでは済まされない、その土地を熟知していない外国人や引っ越しして来た人には難しい乗り物です。

 ちなみに料金は30キロの移動距離で100円程度。

 運転手さんの大方が若い男性ということから、かわいい女子はゆったりと助手席に乗れる可能性も大、とのこと。(そういう時は運転手さんはプロに徹して、セクハラ発言などはなく、単に横に乗せてあげたい、だけだそうです。)


車内に貼ってある料金表

車内に貼ってある料金表

 この便利な乗り物コンビ、メキシコシティのほか、ビーチリゾートで有名なカンクンにもあるそうです。



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