カラオケも始まっちゃう!?チリのバスは日本と大違い
2019.05.15 up
先日乗ったバスは、正にカラオケバスでした!運転手のパフォーマンスの高さに乗客もハッピー!!
みなさんこんにちは。チリのサンティアゴにはバスが沢山走っており、市民の主要な移動手段の一つになっています。バスの種類によっては、24時間走り続けている路線もあります。そんな便利なバスですが、日本のバスとずいぶん違うので、今回はそんなバスについてお話ししたいと思います。
チリのバスの中はこんな感じ。手すりの所々にオレンジ色のボタンが付いているので、それを押して降りることを知らせます。
まず、チリのバスはとにかく意思表示が大切です。バス停で乗りたいバス番号のバスが来たら、手を挙げないと止まってくれません。時々手を挙げても、バスの運転手の都合などで止まってくれないこともあります。
バスのフロントガラスに通常、路線番号と経路が書かれた紙が置いてあるので、それを見て乗ります。チリのバスはBipと呼ばれる乗車カードを機械にかざして乗車します。バスに乗ると、日本のバスのように運転手から次止まるバス停の案内はないので、初めて乗るバスの路線は常に少し緊張します。だいたい降りたい場所が近くなって来た時に、手すりに備え付けてあるボタンを押します。それを合図に、バスの運転手はボタンが鳴った次のバス停で止まってくれるので、ボタンを押すタイミングはとても大事です。降りたい場所にちょうどバス停があるとは限らないので、降りたい場所が近づいて来たら前もってボタンを押しておくことが大切です。
また、バスのスピードが日本のバスに比べるととても早く、運転も荒いです。そんななか、80歳を超えるようなお年寄りも公共バスを使います。運転手はお年寄りが席に着こうかどうかは関係なくバスを走らせるので、お年寄りがバスに乗車する時には、毎回少しヒヤヒヤしながら見ています。
バスの運転手は自分の好きな音楽をバスで流しています。時にはマイクを使って、カラオケをし出す運転手もいて、乗客みんなで大喜びをしたこともありました。
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