スイス

スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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バルト海が目の前なので、美しい海を眺めながら新鮮なシーフードが楽しめるレストランも多くあります

バルト海が目の前なので、美しい海を眺めながら新鮮なシーフードが楽しめるレストランも多くあります

 義理の親戚の不幸で、急きょ夏の北ドイツに向かうこととなったのですが、葬儀後も一週間当地に滞在していました。
 せっかくの夏休み期間だし…ということで、夫の実家から車で2時間ほどのところにある、バルト海のビーチを今回訪れることにしたのでした。
 
 バルト海はドイツ語で『オストゼー(Ostsee)』と呼ばれ、ドイツ北西部に面する北海(ドイツ語で『ノルトゼー(Nordsee)』)と共に、夏の人気休暇先となっています。


ヴァーネミュンデの町。建物も船もカラフル。シーフードを売る屋台船もくさん。

ヴァーネミュンデの町。建物も船もカラフル。シーフードを売る屋台船もくさん。

 ドイツ人に大人気の北ドイツのビーチですが、外国人観光客も増えているようで、夏場はスイスからも観光バスが良くやってきます。スイスは美しい湖が多くありますが海はないので、格安ツアーなどでドイツの海で、夏休みを過ごしたいスイス人もいるのかもしれません。

 さて、今回訪れたのは海辺の町、シュトラルズント(Stralsund)とヴァーネミュンデ (Warnemünde)。
シュトラルズントを町歩きしていたら、港には多くの船型の屋台があり、そこで魚介類のファーストフードが売られていました。日本やスイスではあまり見かけないこの屋台、ドイツの特に港町へ行けば、獲れたての新鮮な魚介類をパンにはさんだものや、フィッシュ&チップス、野菜と共に串焼きにされたものなどが、手軽にファーストフードとして楽しめます。
 たくさんの種類があり、あれもこれも食べたい!と欲張ってしまいそうで困りました(笑)。


ヴァーネミュンデのビーチに整然と並ぶシュトラントコーブ。レジャーシートを敷いて寝転がる人の方が多かったですが…。

ヴァーネミュンデのビーチに整然と並ぶシュトラントコーブ。レジャーシートを敷いて寝転がる人の方が多かったですが…。

 シュトラルズントの後に立ち寄ったヴァーネミュンデ (Warnemünde)は、カラフルな町並みと美しい砂浜が大人気の保養地で、いつ来ても多くの観光客でごった返しています。

 町を散策した後は、早速ビーチへ!
ドイツのビーチで面白いのは、日本や他ヨーロッパの砂浜ではあまり見かけない、シュトラントコーブ(Strandkorb)がずらっと砂浜に並んでいることでしょうか。『シュトラントコーブ』は直訳すると「ビーチのかご」みたいな意味になるのですが、もともと風や砂除けのために作られたこのチェアー、1882年に北部の港町ロストック(Rostock)在住だった、かご職人さんが販売し始めたのが始まりだったそう。


屋台では、アツアツで美味しいシーフードのファストフードが飛ぶように売れていました。

屋台では、アツアツで美味しいシーフードのファストフードが飛ぶように売れていました。

 こうして一泊二日で2つの港町と砂浜で夏休みを過ごしたわけですが、北ドイツには他にも、数えきれないぐらいの美しいビーチや港町があるので、またいつか季節の良い時にドイツ北部を訪れる機会があれば、違う港町や砂浜へも行ってみたいな、と思いました。


1933年に航海練習船として造られた帆船、Gorch Fock(ゴルヒフォック)。シュトラルズント(Stralsund)の港で博物館として公開されています。

1933年に航海練習船として造られた帆船、Gorch Fock(ゴルヒフォック)。シュトラルズント(Stralsund)の港で博物館として公開されています。


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