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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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“白い”ライラックではありませんが、紫色のライラックが咲き始めていました

“白い”ライラックではありませんが、紫色のライラックが咲き始めていました

 4月から5月のこの時期、庭木や自然の中で様々な植物が花開き、カラフルな季節になります。

 4月の半ば頃から、筆者が住むエリアでもあちらこちらでライラック(リラ)が咲き始めます。濃い紫や白い色など様々な色がありますが、よく見かけるのは薄紫や紫色のライラックでしょうか。

 さて、このライラックが咲いている様子を見ると、ドイツ出身の夫が唐突に「ヴェン デア ヴァイセ フリーダー~♪」と歌いだす時がたまにあります(笑)。そのメロディーは日本でもおなじみの“あの歌”なのですが、それにしても日本だと違う花だったような…。


スイスも花いっぱいの季節

スイスも花いっぱいの季節

 歌のタイトル『Wenn der weisse Flieder wieder blueht』のFlieder(フリーダー)はドイツ語で「ライラック」の意味があり、直訳すれば『白いライラックが再び咲くとき』。ご存じ日本では『すみれの花咲くころ』としてよく知られている曲です。

 1953年に公開された同名の西ドイツ映画で歌われていたこの歌が、フランスでもそのまま『Quand refleuriront les Lilas blancs(白いライラックが再び咲くとき)』と直訳されて歌われていたそうです。

 なんでもこの歌がフランスで流行っていた当時、宝塚歌劇の演出家で、フランスに昭和3年から2年間留学していた白井鐵造氏がこの曲を持ち帰り、昭和5年に上演された宝塚歌劇のレビュー「パリ・ゼット」で使用したのだとか。


連なったピンクのハート型が可愛いケマンソウも咲いていました

連なったピンクのハート型が可愛いケマンソウも咲いていました

 夫に「日本の歌の和訳だと、花はライラックではなくて“すみれ”なんだけど」と言うと、「春に咲くのが一緒なだけで、全然違う花じゃん」と突っ込まれました(笑)。

 当時日本でライラックの花は一般的ではなかったため、日本人なら誰でも知っていてライラックと同じ頃に咲く春の花「すみれ」に変えて、『すみれの花咲くころ』となったそうです。

 それにしても原曲は“白いライラックの花”と色が限定されていたのですね!




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