ネパール

ネパール:カトマンズ

うえの ともこ

職業…ライター、旅行会社勤務
居住都市…カトマンズ市(ネパール連邦民主共和国)
ナマステ!
ヒマラヤ山脈の麓、摩訶不思議な国にて、てんやわんやの愉快な生活を送っています。
こんなことからあんなことまで主婦的目線でリポートします。

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スーパー入店のための行列

スーパー入店のための行列

 日本各地で新型コロナ感染拡大防止の自粛解除され始めたそうですね。日本より早くロックダウンに入っていたネパールは、ここにきて急に感染者が増え始め、死亡者が3名出たことで、延長に次ぐ延長は7度目となり、現時点で6月2日までです。

 カトマンズ盆地への人や車の流れや、商店の営業時間もさらに厳しく制お限され、相変わらずのゴーストタウン状態です。ネパールに発着する全ての国際線と国内線フライトの運航停止も6月14日まで延長されました。


 一般市民は緊急性の高い用事や食料の買い物だけが許されていますが、買い物に出ても普段から代わり映えのしない八百屋の野菜や果物を前に、一体何を食べたいのか?作れるのか?わからなくなってしまいます。

 我が家の日本食材のストックも底をついてバラエティーに乏しい食卓に。家から出ない育ち盛りの子どもたちもすっかり食欲減退してしまいました。


許可のないバイク移動で警察に止められた人々

許可のないバイク移動で警察に止められた人々

 レストランの料理を出前するサービスは限定的に一部再開されましたが、最低注文料金や配送料が上がっています。スーパーのオンラインショッピングの利用者も増えているようですが、賞味期限や現物の状態が心配でどうも利用に前向きになれません。

 配車業界とスーパーや雑貨店のコラボのサービスを開始して、よいマッチングになっている様子。エクササイズグッズの宅配も出現し、需要に応えているのでしょうか。

 そのほかライブハウスのミュージシャンや音楽教室、ヨガスタジオやダンススクールなどはオンラインライブやクラスを行なっているので、私もよく参加して気を晴らしています。

 床屋や美容院は閉まってるので、みんな二ヶ月髪を切っていないので暑くなってきて、特に男性はむさ苦しい状態に…。


 一方で、ロックダウンで収入が途絶えて生活に困窮する人たちも多く、支援団体が食料を届けたりしています。ほぼ失業状態に家賃や光熱費も重くのしかかり、政府の支援策や対応が待たれます。感染してもしなくても生き残りをかけた状況は日に日に深刻さを増してゆきます。



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