メキシコ

メキシコ:グアダラハラ

龍崎 節子(りゅうざき せつこ)

職業…民芸品輸出、撮影コーディネート、通訳翻訳
居住都市…グアダラハラ(メキシコ・ハリスコ州)

前の月へ

2024.4

次の月へ
S M T W T F S
 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30     

 メキシコでは一般的にどのようにシーフードが食べられているのでしょうか。
太平洋側では伝統的に流木を使い、腹開きにした魚にタレを塗って焼いていきます。

サランデアード( Zarandeado)と言い、高級レストランから海の家まで、その秘伝のタレはさまざまで、辛味の強いものやフルーティなものまで色々。メキシコではどこでも取れる鯛の仲間やスズキなどを大胆に腹開きにし、裏表にたっぷりとタレを塗り、大きな網に挟んで炭火にかけて焼きます。


 注文の仕方は簡単。魚のサイズを選ぶだけ。もしくは、キッチンに行き、その日の魚を見せてもらい好きなものを選ぶだけ。大きさにもよりますが、小一時間で焼き上がります。生野菜、メキシカンライス、辛さも色々数種類のサルサ、トルティージャがセットになって出てくるのが一般的。

 焼き上がるまでは、微塵切りもしくはミンチ状にした白身魚とエビのレモン和え「セビーチェ」をトルティージャチップスに乗せてビールと共につまみながら待ちましょう。


 昼食に数時間かける。待っている間も仲間や家族とおしゃべりを楽しむ。こののんびりとした時間こそが、海辺でシーフードをいただく贅沢の一部なのだと思います。


さっぱりセビチェ

さっぱりセビチェ



レポーター「龍崎 節子」の最近の記事

「メキシコ」の他の記事

  • 543 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives