台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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会場入口前より

会場入口前より

 日本台湾交流協会、行政院農業委員会、中華文化總會(台湾の文化関連の催物を企画、開催しているNGO)の三者の主催で、日台フルーツ夏祭りが8月20日に開催されました。今年設立50周年を迎える日本台湾交流協会の記念行事の一つとして開催されましたが、会場は総統府前の凱達格蘭大道の広場。通常は道路として使用されているところを、この日のために封鎖して会場を設けました。

 日台のフルーツだけでなく、音楽や文化活動も目一杯楽しめるものになり、日本になかなか帰れない私にとって、懐かしさが蘇るものでした。


外務大臣表彰の様子

外務大臣表彰の様子

 開会式では、日本台湾交流協会による外務大臣表彰が中華文化總會に対して行われました。
 
 中華文化總會は、9月17、18日に東京上野公園で開催された「台湾プラス」の主催者でもありますが、このような日本と台湾の相互理解につながる文化活動を長い間支えてきた功績が今回の外務大臣表彰につながりました。

【参考】
https://tw-plus.jp/ja/exhibition/2022?fbclid=IwAR0AF1oiF0X-RY5jSOBbaiGMmEVrGMavjEDsp_P2E-xtrGjUuofz6DwvKLo

*10月10日の国慶節祝賀大会に「オレンジの悪魔」の別名を持つ京都橘高校吹奏楽部の出演が決まりましたが、中華文化總會も一役かっています。


金魚すくい体験

金魚すくい体験

 場内を回ってみると、日本の夏祭り体験がありました。
 一つは、小さい小豆袋を穴にめがけて投げて得点を競うもので、もう一つは金魚すくいでした。

 ただ、「金魚すくい体験」といことで、金魚は本物ではなく、おもちゃでした。本物だと金魚が暴れるので、ポイの紙がすぐに破れてしまうのですが、おもちゃだと全く動かないので、見慣れた光景にはならず、淡々としたものになっていました。

 夏祭り体験後は、台湾産のバナナが参加者に配られました。


総統府をバックに沖縄三振と歌を披露

総統府をバックに沖縄三振と歌を披露

 日台フルーツ夏祭りの注目点の一つが、総統府を背にした特設舞台で行われた芸術鑑賞。三振奏者の曽健裕さん(右から二人目)も三振と歌を披露して、舞台周辺を沖縄に変えていました。

 上の写真で、総統府の正門の扉が開いていて、人の出入りするところが見られますが、総統府も今回に合わせ、特別に開放していました。本来なら総統府の開放日は月1回で、8月は6日だけのはずでしたが、今回は歩調を合わせた格好になっていました。

 


盆踊りも再現

盆踊りも再現

 最後に登場した馬場克樹さんの八得利樂團のライブでは、馬場さんたちが舞台を降り、盆踊りを披露して、観客と一緒に楽しんでいました。

 肝心のフルーツをはじめ、スイーツは次回にて。


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