台湾

台湾:台北

小川 聖市(オガワ セイイチ)

職業…日本語教師、ライター

居住都市…台北市近郊の新北市(台湾)

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入場シーン

入場シーン

 沖縄県立西原高校の吹奏楽部(以下、西原高校)7月20日の9時半は、圓山大飯店の1階ロビーで演奏を披露しました。ここは、2022年の10月にはじめて台湾を訪れた京都橘高校の吹奏楽部も演奏を披露したところでもあります。

 比較的早い時間帯でしたが、台湾メディアと宿泊客のほか、私同様の訪問客も訪れ、漂う雰囲気がどこか違うように感じました。


定位置につき、演奏開始

定位置につき、演奏開始

 部員たちは、開始時刻の9時半前に後方の階段から降りてくる感じで入場してきましたが、その迫力に圧倒されました。漂わせている雰囲気が、1980年代を彩ったプロレスラーたちに似ていて、終了まで演奏だけでなく一人一人の一挙手一投足にひきつけられました。


躍動感もしっかり

躍動感もしっかり

 演目は前日と同じものでしたが、炎天下の屋外と違い、強い日差しはなく、冷房が効いた屋内ということもあってか、躍動感もまた違ったものになったように映りました。


来場者に手を振る部員たち

来場者に手を振る部員たち

 終了時には、観客に手を振り、前日同様の一礼で演奏を締めくくりました。

 この時は、訪問者だけでなく、偶然足を止めて見ていた人(私の周りで日本語で話している声が聞こえてきましたので、宿泊中の観光客もいたようです)たちもうまく自分たちの演奏に引き込んでいた感じでした。


最後は建物をバックに記念撮影

最後は建物をバックに記念撮影

 終了後は、外に出て象徴的な建物をバックに記念撮影を行いましたが、ここにも台湾メディアだけでなく、一般の人たちも集まっていたので、この位置が精一杯でした。

 二日とも短い時間でしたが、躍動感ある演奏を披露し、演奏中も笑顔を絶やさなかった西原高校の部員たちには本当に頭が下がる思いでした。同時に、吹奏楽部が国内外で実績を作り、総統府音楽会の招待を受けたのもうなずけるものでした。

 もうすぐ夏休みが終わろうとしていますが、台湾を訪れたみなさんにとって、この経験が最高の夏休みの思い出になっていることを祈ります。


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