ニカラグア

ニカラグア:マサテペ

中島 美絵(なかじま よしえ)

職業…教師
居住都市…マサヤ県マサテペ町(ニカラグア)
(写真提供:菅野友之氏)

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中米ニカラグアは、信教の自由がみとめられていますが、多くは、ローマカトリック(キリスト教の一派)です。
世界的に、キリスト教圏では毎年3月~4月頃にキリストの復活を祝います。


今年のキリスト復活祭は、4月9日~12日でした。
私の町、マサテペ町には、伝統的な復活祭の祭りが残っています。


その昔、
民がイエスに暴行を加えて殺したのですが、それが、現在は復活祭の木曜日と金曜日にあたります。
その状況を再現した行列が、我が町に残る祭りになっています。
町の公民館の壁画にも、恐ろしい民の行列の様子が描かれています。


太い鎖を、イエス役の人につけて、引きずり回すという、とても危険な祭りです。


誰でも行列をしたい人は、グループをつくって申請すれば参加できます。
多くの男性たちが、町内会の仲間ごとにグループをつくっていました。
中には、かわいい子どもたちも参加しています。


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タグ:復活祭

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  • 1 コメント

1 - Comments

jintaroより:

2009 年 06 月 12 日 00:51:23

こども達がかぶっている帽子はなんなのでしょうか?
キリストって暴行されて死んだんでしたっけ?

特にキリスト教や仏教は伝わり方によってずいぶんな差異があるそうですが(イスラム教は唯一絶対、コーランがすべてです)、
ニカラグアのキリスト教は復活祭のお祭りとしてはなかなか物騒な様式のようですね。

新大陸での布教にはスペイン人たちも腐心したのでしょうが、
なんとなく、土着の信仰とうまく折り合いをつけたような香りがします。
マリア(聖母)信仰が強いのも土地柄でしょうね。

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