フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

前の月へ

2025.11

次の月へ
S M T W T F S
      1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30       

太陽の国スペインは以前から太陽熱発電に注目してきました。
最近では、オバマ大統領がこの事業を成長させたいと話していましたし、どの国も再生可能なエネルギーを求めているのです。
 
友達が昨年購入したバルセロナのアパートには、ソーラーシステムが付いていました!
現在の法律で新築建築に、この設置が義務つけられたのです。
ですから、太陽熱を利用しつつ、不足分は従来の電力を使用。
かなり光熱費が浮くそうです。
一般販売され秘かなブームになっている太陽熱利用の車(知人が購入し満足しています)と同じ原理です。

それでは我が家もと思いましたが…建築後の設置は容易ではありません。
年々コストが低下していると言っても個人ではかなりの負担になります。
そして、一戸建てではないので建物内アパート所有者全員の同意を得るのが一番大変なのです。


集光用の曲面鏡ーBIO&ECOフェアーにて

集光用の曲面鏡ーBIO&ECOフェアーにて

フランスでは南仏ぺルピ二ィヨンで大きな計画が進んでいます。バルセロナよりも北に位置しますが、太陽熱をより多く受けれる地域なのです。
パリは日照時間が少なく、以前は地熱エネルギーの方の研究が熱心でした。ただ、割に合わず今まで石油に頼ってきたわけです。
石油に限りがあり、高騰するのは分かりきっていることですので、再び事業に投資する動きが見られます。

自然汚染なくして、エネルギーを得るのが課題ですね。
実際に太陽光がない時でも、発電できる「溶融塩蓄熱システム」の技術進歩があれば、可能範囲も広がり、嬉しい限りです。





レポーター「別紙 敦子」の最近の記事

「フランス」の他の記事

  • 1388 ビュー
  • 0 コメント

0 - Comments

Add your comments

サイト内検索

Name(required)

Mail(will not be published)

Website

Archives