スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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スウェーデンでは夏至に最も近い土曜日はMidsommardagen(ミッドソンマルダーゲン:ミッドソンマルが夏至、ダーゲンは日の意味)と言われ、その前日Midsommarafton(ミッドソンマルアフトン)と合わせて2日間、祝日になります。ちなみに今年は6月20日がミッドソンマルダーゲンです。


夏至祭の様子

夏至祭の様子

スウェーデン人はミッドソンマルの祝日をどのように過ごすのでしょうか?

この前後には全国の公園や広場でMidsommarfirande(ミッドソンマルフィーランデ=夏至祭)と呼ばれるお祭りが繰り広げられます。


ミッドソンマルストング

ミッドソンマルストング

夏至祭の中でも一番のイベントは、Midsommarstång(ミッドソンマルストング=夏至柱)と言われる花飾りを立てることです。その周りでスウェーデンの民族衣装を着た人が歌ったりギターを弾き、音楽に合わせて皆でフォークダンスをするのが最も一般的な夏至祭の様子です。

夏至柱は、道端どこでも生えている雑草を摘んで作ります。夏至柱だけではなく、花飾りをかぶって街を歩いている人もミッドソンマルには多く見かけます。


花飾りをかぶった息子

花飾りをかぶった息子

ミッドソンマルは国民にとって「夏の訪れ」であるとともに「休暇シーズンの始まり」とも言えます。
休暇を取る国民が多い時期は7月ですが、早い人ではこの頃から取る人が増え、学校もこの頃から2カ月ぐらいの夏休みが始まります。



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タグ:夏至,

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