「バランスよく食べてダイエット」が基本
2009.06.26 up
バスク地方のバルはピンチョス(スペインの他の地方ではタパスと呼ばれる)は魚介類をふんだんに使う
スペインの中ではバスク地方は魚介類がおいしくて有名なところです。
「カニみそ」をすすって、うまい!と言ってる人が多い国ですから、ちょっと珍しい変わったおいしいものをあれこれ食べたいという欲求が高いところは日本人に似ています。
色んなものがおいしいので、そのせいか、他の欧米諸国に比べ、日本と同じく、菜食主義者も多くないです。ダイエットの基本も、無理なことをするのでなく、大人から子供まで、魚も肉も野菜もバランスよく食べてあとは運動!という感じです。これも日本に似ていますね。
日本と比べて食事にすぐれているのは、豆類をたくさん食べるところ。レンズ豆、ひよこ豆、大豆、などなど、肉じゃがのような煮込み料理の中で必ず入っている定番です。
日本では豆料理はうまく煮込むのに時間がかかるので毎日のようには食べませんが、こちらでは圧力鍋が台所の基本道具。この圧力鍋を使えば豆料理も20分もあればおいしく煮込めます。煮込み料理には野菜もたくさん入れるので一石二鳥です。おなかもいっぱいになります。
反対に日本と比べ多用しすぎているのが、オリーブオイル。ニンニクと炒め、そこからどんな料理も始まります。オイル自体の質はいいと思うのですが、「焼き物」で済ませられる魚料理がいつも、オリーブオイルの入れすぎで「揚げ物」になってしまっています。さらに、昼と夜とかまわず飲むワインの量もばかになりません。
我が家では、豆料理をたくさんいただきながら、油を少なめにして魚を料理して、日本料理とスペイン料理のいいところどりでダイエットしています。
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