スペインのコーヒーいろいろ
2009.07.07 up
カフェ コン イエロ (直訳だと氷コーヒー) アイスコーヒーを頼めば、熱いコーヒーと氷入りグラスが出てきて、自分で混ぜます
スペイン人はイタリア人に劣らずコーヒーが好きで、家で飲む時はエスプレッソマシーンで作るのですが、どこのバルで飲んでもコーヒーがとてもおいしく、しかも1ユーロ強(140円)ほどで安いので、外でもしょっちゅう飲んでいます。
コーヒーを注文すれば、何も言わなくてもいわゆるエスプレッソコーヒーが出てくるのはイタリアと同じです。違いといえば、イタリア人があの小さなカップできゅっ、と飲む一方で、スペイン人は日本と同じような大きさのコーヒーカップで泡立てたミルクをたっぷり入れて飲む「カフェ コン レチェ」を飲む人が多いように見えます。アメリカンコーヒーは人気がなく、飲む人をあまり見かけません。
よく注文されるコーヒー(エスプレッソ)のスタイルは
café solo (カフェソロ)ブラック
café con leche (カフェコンレチェ)ミルクたっぷり
café cortado (カフェコルタド)少量のミルク入り
café con hielo (カフェコンイエロ) アイスコーヒー の4つでしょうか。
最後のアイスコーヒーについては、注文すると、熱いブラックコーヒーと、グラスに入った氷が別々に出てきます。ミルクは頼めば出してくれます。砂糖はふつうの砂糖なので、先に熱いコーヒーに入れて溶かしてから氷のグラスに移さないとうまく溶けません。面倒くさいと言えば面倒くさいですが、入れたてのエスプレッソコーヒーで作るアイスコーヒーは本当においしいです。スペインに夏来るときがあれば、是非飲んでほしいおすすめのスタイルです。
※イタリア式は住江さんがリポートしています。
http://www.ima-earth.com/contents/entry.php?id=200942216136
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タグ:コーヒー
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