日本のアニメでバスク語を学ぶ子供たち
2009.06.05 up
スペインの「クレヨンしんちゃん」のジュース
バスク地方にはバスク語だけで放送する放送局がが3つあります。
その中の一つはいつも子供向けにアニメを放送しているのですが、日本のアニメをたくさん放映しています。
例をあげると、ドラゴンボール、ワンピース、こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)、忍たま乱太郎、忍者はっとりくん、ドラえもん、などなど。最近は少女マンガもあります。
夫が子供の頃、ドラゴンボールはスペイン語で放送がなかったらしく、バスク語を家庭で使っていなかった夫は、しょうがなく毎回それをバスク語で見ていたそうです。話の内容でわからなかったところはバスク語が話せる友達に学校で聞いていた、といいます。日本のアニメを見てバスク語を学んだ人達が、夫の世代にはたくさんいるようです。
ドラえもんも根強い人気です
スペイン語で放送されていて全国的に知られていいるものには、キャプテン翼、聖闘士星矢、キャンディキャンディ、ハイジ、タッチ、めぞん一刻、らんま1/2、などがあります。日本より5、6年後れで日本で放送されたアニメの多くが放映されています。国が違うのに、幼い頃同じアニメを見て育っているので、話していると不思議な感じがします。
キャプテン翼はサッカー好きなお国柄、日本のサザエさん並みにスペイン全国で知られています。地平線の彼方から現れるゴールポストや、シュートごとにフラッシュバックで話が始まることなど、キャプテン翼の内容は話せば誰とでも盛り上がれます。ただし、翼くんは「オリバー」という名前に変わっているのでご注意を。
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タグ:漫画
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