花火が毎日、ビルバオの夏祭り
2009.08.28 up
夏祭りの1週間の間、闘牛も行われます
8月15日から23日までの1週間はビルバオの夏祭りの週でした。町中で色々なイベントが開かれました。普段は全く人気のない闘牛場周辺も、お祭りにあわせて開かれる闘牛を見る観客でいっぱいになり交通制限までありました。
野外コンサート会場には有名な歌手が来て、無料コンサートが行われますが、始まるのが夜の11時、12時と遅いのが日本との大きな違いです。このお祭り期間は、少々の騒音は(かなり大きいですが)許されるのです。夜12時を過ぎる頃には町はものすごい人出で、夜になると中心街のバルは、椅子や机を取り払い、たくさんの人が入れるように準備していました。こうやってみんな朝まで飲み歩きます。
1週間毎日花火大会があります
もちろん子供向けのイベントもたくさんあります。トランポリンなどの遊具が色々設置され、子供たちが自由に遊べます。出前図書館もあります。子供たちに人気があるのは、顔に動物の顔を描いてもって変装するコーナーです。2歳の息子は今年初挑戦、猫になって帰ってきました。
花火大会は毎晩10時30分から始まり、約30分続きます。(この時間帯、私としては遅すぎるような気がするのですが、こちらでは普通なようです)ビルバオの花火大会の特徴は、花火の国際コンクールであることです。毎日異なる、参加各国の工夫がこらされた花火を見ることができます。
今年のお祭りのポスター
あちこちで目にするお祭りのポスターは公募で選ばれます。240を超える作品の中から選ばれ、今年優勝した23歳のアナ リアニョさんは、賞金の3800ユーロを手にしました。デザインは、お祭りのシンボル「マリ ハヤ」人形の顔です。
ちなみに去年はこんなポスターでした
去年のは同じ「マリ ハヤ」でもずいぶんかわいいバージョンでした。
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タグ:ビルバオ,夏祭り
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