フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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自転車数の少ない駐輪ポイントに移動中のバルセロナの専用車

自転車数の少ない駐輪ポイントに移動中のバルセロナの専用車

 自転車通学・通勤は、ほとんど人気が無かったのに、2007年から脚光を浴びドンドン広がってきました。
その勢いは凄く、毎年増えてきているのを感じます。
観光に来た人もその多さに気がつくことでしょう。

 特に若者が颯爽と乗っている姿が多いのです。
平気にミニスカートをはいて堂々として乗っている女性も多いし、スカーフやマフラーなどが風にたなびきカッコいい。
…と、車を運転している人も、気になり つぃつぃ目で追っている。


バルセロナの自転車のカード「ビッシング」

バルセロナの自転車のカード「ビッシング」

 その理由は、市役所で普及に乗り出し、公共貸自転車のシステムを発達させたからなのです。
特に都市では渋滞と車による大気汚染が問題なので、これは名案でした。

利用者としても、車や交通機関を利用するより断然割安。その上、渋滞が無いのでストレスが溜まらない。
そして世に蔓延る自転車泥棒が気にならない。
なにせ好きな所から借りて乗り、市内至る所に設けられた駐輪ポイントで乗り捨て出来るわけですから。


パリのは、シックなグレー色。

パリのは、シックなグレー色。

 利用は登録制度によるもので移住者向けですが、最近短期のタイプも導入され、観光客にもと考えています。
*パリでは1週間5ユーロ、一日1ユーロ。ただし保証金が必要。
通常は申し込みをして年会費(バルセロナ年間たった30ユーロ/約4000円、1か月の通学地下鉄代にも満たない、パリ29ユーロ)を払うと、カードが自宅に送られてきて使用スタート出来るというシステムになっています。


 駐輪ポイントの自転車空き状況も、携帯やネットで簡単に確認できるようになるし、市内の自転車専用道路も毎年充実して来ています。


体にヘルシー、街にエコロジー。
貸自転車 万歳!


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