ラジエーターのセントラルヒーティングが始動
2010.10.26 up
室内のラジエーター
ボストンは紅葉が真っ盛りで、落ち葉も舞って、晩秋の雰囲気が漂ってきています。朝晩は5℃くらいまで下がる日もあり、先週末からラジエーターの全館暖房が始まりました。
建物におけるラジエーターは、熱源機から供給される蒸気や、温水によって温められる暖房器具で、熱を放熱して室内を暖めます。
日本ではあまり普及していませんが、欧米に旅行した際などに、目にしたことがあるのではないでしょうか。ボストンでも、集合住宅・ホテルなどでは、一般的な暖房装置として広く普及しています。
集合住宅の玄関ホールに設置された、大きなラジエーター
ラジエーターは、窓からの冷気を効果的に遮断するため、窓の近くに設置されることが多いようです。また、居間などに設置されるもののほかに、浴室・トイレに設置されるものもあり、我が家でもバスルームは暖かです。
ラジエーターが始動すると、独特な匂いと、シュンシュンシュン…といった音がして、半袖で過ごせるほど、室内が一気に暖かくなります。音は静かな時もあれば、時々「壊れたんじゃないか?」と思えるほど、大きな金属音がすることもあります。
渡米したばかりの頃に住んでいた家は、ラジエーターの音が激しい建物だったので、大きな金属音にびっくりして、飛び起きたこともありました。
今の家はそういうことはほとんどなく、暖かい部屋でラジエーターの音を聞いていると、何だか幸せな気分になります。
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