オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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お茶目な御婦人たち

お茶目な御婦人たち

オランダは、老人福祉施設が非常に充実している国だということですが、世論調査によると実際に世界一、老人に快適なシルバーライフを提供する国だということがわかりました。


オランダでいうところの「快適な老後」とは、いったいどういうことをさすのでしょうか。


幼稚園の子供たちと一緒に工作を

幼稚園の子供たちと一緒に工作を

まずは、「老人が自由に過ごすための選択肢が多数ある」ことが挙げられます。60代から老人ホームに入りたいという人もあれば、90歳になっても一人暮らしがしたい、という人もいて、当然のことながら各個人の老後スタイルは、実にさまざま。


その老後のスタイルを実現させるべく、社会保障制度が整っているのがオランダです。たとえば、満67歳の定年を過ぎた人たちに対しては、希望すれば好みの家屋(貸家)が即、市役所から手配されます。老人ホームに入れるのも、希望したその次の日からという手際のよさ。また、高齢で持病を抱える一人暮らしの老人には、在宅ケアの人たちが毎日訪れて検診を行ってくれます。


ジムで汗を流すシルバー世代の人びと

ジムで汗を流すシルバー世代の人びと

これだけいたれり尽くせりにもかかわらず、オランダのお年寄りたちはこう言います。「一人でやれるところまで、がんばりたい!」と。つまり、他の人の世話にだけはなりたくない、という人が非常に多いのです。そのせいか、どの老人も趣味を持ち、日々活動的です。そろそろ100歳を迎えようとしている老人でも、毎日自転車に乗って隣町のカフェまで行くのが日課…これが、オランダのシルバー世代の真の姿なのですが、そのバイタリティには本当に脱帽です。


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  • 1 コメント

1 - Comments

うらんより:

2010 年 10 月 30 日 16:58:14

先行き不安な日本にいて
年をとってく事を考えるのは怖い・・

オランダに行って?快適なシルバーライフを送りたいなと思いました。

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