スウェーデン

スウェーデン:ウメオ

山本 グィスラソン 由佳(やまもと ぐぃすらそん ゆか)

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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世界中でよく使われているコンタクトレンズ、現在はインターネットでも手軽に買える時代ですが、定期的な眼科検診は必要不可欠といわれています。

しかしスウェーデンと日本では検査のシステムが異なります。

スウェーデンではメガネやコンタクトレンズを買う場合、店頭でoptiker/オプティケル(視力や屈折率などの検査をし、視力矯正用具を販売する資格を持つ人)が検査から販売まで担当します。
オプティケルはあくまでもメガネやコンタクトのための検査から販売が主な担当、眼科医ではありませんので目の疾患の診察はできず、もちろん処方箋を出すこともできません。
もしアレルギーや角膜の炎症など、何らか異常の可能性があると思われた場合は、眼科医に行くようにすすめられます。


メガネを買う場合は視覚の検査は1クローナと宣伝していますが、このような場合、メガネやコンタクトの価格を高く設定されていることがほとんどです。このような宣伝にとらわれず、検査料金とメガネやコンタクトの合計料金で考えるのが一番です

メガネを買う場合は視覚の検査は1クローナと宣伝していますが、このような場合、メガネやコンタクトの価格を高く設定されていることがほとんどです。このような宣伝にとらわれず、検査料金とメガネやコンタクトの合計料金で考えるのが一番です

オプティケルによる検査の料金は350クローナ前後(約4200円)コンタクト利用者は一年に一度はオプティケルまたは眼科医の検査を受けるように勧められています。

日本ではコンタクトの診察の場合、眼科医が担当し、角膜の状態からアレルギーなど目の疾患までも検査してもらえます。
海外在住者で健康保険がないので10割負担であってもスウェーデンよりも安く、医師による信頼性の高い検査が受けられるので、帰国時にコンタクトの検査を受けるのも一つの手段です。

税金が高いスウェーデンということもあり、コンタクトの値段も全体的に日本より3割ほど高めです。


一日使い捨てレンズでおなじみのワンデーアキュビューは、スウェーデンでは他のワンデータイプの1,5倍ぐらい割高です。

一日使い捨てレンズでおなじみのワンデーアキュビューは、スウェーデンでは他のワンデータイプの1,5倍ぐらい割高です。

レーシックに代表される近視や遠視、乱視の手術は、スウェーデンでも新聞などでよく宣伝されています。
今は技術も進歩して世界中で広く普及し、長い目で見るとコンタクトを使用するより割安というメリットもあるようですが、失敗したときのリスクなど、皆様もご存知のように色々な見解があります。
しかし今後もっとレーシックの技術が進歩してくると、5年後、10年後…にはコンタクトよりレーシックのほうが視力矯正の主流になるのかもしれませんね。




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