フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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ここで買った宝くじは良く当たるらしく、一年中毎日並んでいる人々を見ます

ここで買った宝くじは良く当たるらしく、一年中毎日並んでいる人々を見ます

 12月になると、日本では「年末ジャンボ宝くじ」の言葉を、あちこちで目にするようになりますね。
スペインの「くじ好き」は凄いもので、年中購入している人で一杯です。
季節を問わず、毎日並んでくじを買う光景を目にし、日本の年末のようだと思っていました。


彼らは、お金に触れて判断し、おつりを返してくれます

彼らは、お金に触れて判断し、おつりを返してくれます

 バルセロナを歩いていて、必ずぶつかるものは、Loteria「宝くじ売り場」なのです!

キャビンの中で売る人や、建物の1階の小さなスペースで売っていたりしますが、歩道に椅子と小さいテーブルを置いて売るスタイルが、スペインでは存在します。

こんなに、街中あちこちで目にするのは、どうしてかしら?と不思議でした。

実は「盲目」の人たちなのでした。
ONCEという、目の見えないハンデを持った人々のため活動している大きな組織によって、くじの販売は営まれているのでした。


良く見ると、キャビンにONCEのマークが記してありました

良く見ると、キャビンにONCEのマークが記してありました

 毎日生活していて、目にするので、つい買ってしまうのか?
それとも、一攫千金を狙う国民性なのでしょうか?
いえいえ…「目の不自由な人を、少しでも助けてあげるためよ」と、上階に住むセニョーラは言っていますが…。

とにかく、一年中、良く買う国民です。


ネットによる宝くじサイト。会社名はLa Bruixa dor

ネットによる宝くじサイト。会社名はLa Bruixa dor

 余談ですが、スペインの村にソルトSort(チャンスの意)という村があり、この村の組織が始めたインターネットによる宝くじ販売が大人気で、今や、スペイン一の売り上げを誇っているそうです。
縁起が良いですものね。
去年は、欧州全体の大きなくじで当選者がバルセロナ近郊の島に住む若いスペインの20代の女の子!
ネットで購入して、数百億当たったのです。


止められない…宝くじ~!


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