フランス

フランス:パリ

別紙 敦子(べっし あつこ)

氏名=別紙敦子
職業=観光業
居住都市=パリ(フランス)とバルセロナ(スペイン)年間1:2の割合で、行き来しています。

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生まれてから付けているエヴァちゃんは、洋服に合わせて沢山持っているピアスを付け替える

生まれてから付けているエヴァちゃんは、洋服に合わせて沢山持っているピアスを付け替える

 他国を訪れた際、その国の子供達から受ける第一印象が、非常に判り易く国民性を示していると思います。
スペインに来て、気に留まったのは、まず子供達のアクセサリーの付ける度合いでした。
服装もタイトな非常にセクシーなモノを好み、化粧や刺青も大好きで、とてもイケイケなのであります。

どうしてかしら?と、疑問でした。

先日、友人と話していて知ったのですが、スペインの病院で赤ちゃんを産むと、2日後、病院にやって来るのは、「ピアス付けませんか?」なのだそうです。
驚きました!
フランスでは、2日後病室に来たのは、市役所の方で「名前は何にするの?」でした。
国によって、出産後に現れる訪問者が違うのが面白いですね。


「僕も持っているよ」と、金のブレスレットを見せてくれるアドリア君

「僕も持っているよ」と、金のブレスレットを見せてくれるアドリア君

 そういえば、フランスでも出産祝いに香水や名前入り金ブレスレットを頂いたりします。
日本人の感覚では、大人の女性にプレゼントする品物のように感じますね。

調べてみると、ブレスレットはカトリック宗教に関係していて、生まれて間もなく、洗礼を施す習わしがあり、その喜びを示すものとして、名付け親が、赤ちゃんにプレゼントする事から始まったようです。


友人のAさんも、持っていました出産祝いのブレスレット

友人のAさんも、持っていました出産祝いのブレスレット

最近は金ではなくて、ファンタジーアクセサリーを贈るようになって来たそうです。
確かに、子供は金のジュエリーより、色とりどりのガラス玉の方が喜びますね。


ペンダントは、マリア様が刻まれているモノなどを贈ります

ペンダントは、マリア様が刻まれているモノなどを贈ります

 子供たちが、かなり若いうちからコケティッシュになるのは、赤ちゃんの時からアクセサリーを与えられた影響が、少なからずあるに違いないと思いました。

…とすると、宗教絡みの相当根の深い理由によるものとみていいのかしら?


「私の恋している男の子は3人いるの」と言う、イネスちゃん

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3 - Comments

山本グィスラソン由佳より:

2010 年 12 月 12 日 22:33:51

こちらスウェーデンで、6歳ぐらいの男の子がタトゥーを入れていたのをみたことがあります。18歳過ぎて自分の意思と責任で入れるなら話は別でも、親の身勝手で子供の体を傷つけるようなことをしているのでは、と私達夫婦で思っていました。
ピアスを赤ちゃんに付けることは各国でよく聞きますね。

スウェーデン国内では子供にタトゥーを施術することは禁止されているので、どこか外国でやってきているとは思うのですが、子供にタトゥー施術している国は実際どこが多いのでしょうね。

別紙敦子より:

2010 年 12 月 15 日 18:19:21

山本グィスラソン由佳 様
コメント有難うございました。
返事が少し遅れてしまい申し訳ありません。
調べてみますと、子供や未成年者のタトゥーは許可されていないのですが、親の同意と立会いのもとにする事は、許される場合が有るようです。
ただ、東南アジアの国、例えばタイ国とかでは安易に行われると言う事です。

山本グィスラソン由佳より:

2010 年 12 月 16 日 07:14:05

お返事有難う御座います。
日本ではタトゥーを入れていると温泉に入れないという程ですが、スウェーデンでもそうですが、欧米では一般の人でもファッションの一部として入れている人が多いように思います。
さすがに子供に入れるのは問題!とは思いますが、タトゥーに対するイメージはは国柄によってずいぶん違うのでそこを比較してみるのも面白いかもしれませんね。

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