アメリカでは、２月に入ると「試合を見に行かない？」や「家に試合を見に来ませんか」などで誘われたら、どの試合かはっきり言われなくてもすぐわかります。それは、スーパーボールに決まっているんです。スーパーボウルはアメリカの最大スポーツイベントで、テレビで見る人は毎年、平均８～９千万人です。何よりも多くの人に見られている番組です。

しかし、見る人は必ずしもフットボールに興味を持っている人ではないです。最近までCMが「ビールをもう一本を冷蔵庫から出すチャンス」だと思われていましたが、今は目を引くCMが増えていて、フットボールよりCMの方を楽しんでいる人が多くなっています。わざとそのCMを見るためにテレビをつける人もいるんです。

CMが注目されている結果、スーパーボウル中にのせる値段が高くなっていて30秒のCMは３千万がかかるそうです。

今年のCMの中で、２つが特に話の種になりました。１つはちゃんとテレビに出ましたが、もう１つは出なかったからこそ注目されています。出たCMは論争を招くような堕胎反対のCMでした。出なかったCMはテレビ放送局に拒否されたゲイ出会いサイトのCMでした。どうして堕胎反対のCMはOKだけどゲイのはだめなのか、もちろん盛んに討論されている問題です。

CMをごらんになりたい方、このサイトを見てみてください。http://www.youtube.com/adblitz

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