スウェーデンのお菓子には好きになれないものが多くあります。その中でも最も苦手なお菓子のLakrits「ラクリス」を今回あえて紹介したいと思います。
巻状のラクリス
棒状のラクリス
この真っ黒なお菓子の正体が「ラクリス」です。
初めてスウェーデンに来た頃、チョコレートコーティングのアイスクリームと思って買ったものが「何これ!?」と驚嘆し、一口も食べることが出来なかったのがきっかけで、「ラクリス」の存在を知りました。そのアイスクリームはラクリスがコーティングされていたのでした。
味はもちろんチョコレートとは全く違います。駄菓子として売っているラクリスの触った感じはグミのようなものです。
ラクリス味の飴がある他、カップやコーンで売られるアイスクリームにもラクリス味があり、ラクリス味の清涼飲料などもあり、それほどスウェーデンおよび他の北欧諸国で一般的なお菓子です。
黒い部分はラクリス味の飴
ラクリスの主な成分は甘草の一種、スペインカンゾウ(リコリス)といわれる薬草の根だそうです。
スウェーデンの駄菓子類はこのように食感や風味が日本人には独特に感じられるものが他にも多くありますが、全般的に糖分が多いことでどうも馴染めないものです。クッキーやケーキも砂糖が日本の2~3倍使われているような感じです。
悪いことではないのかも知れませんが、スウェーデンに来てから、口にするお菓子はビターチョコレートか、自分で手作りした甘さ控えめクッキーやケーキのみとなりました。
駄菓子のラクリスを食べる必要はないとしても、液状の風邪薬の中にも、ラクリスの味が付けられたものがあります。私はそれもとても口にすることはできませんので、風邪薬を買うときはいつも要確認です。
色といい感触といい、ラクリスを例えると電車の窓のゴム部分みたいな感じです。
レポーター「山本 グィスラソン 由佳」の最近の記事
「スウェーデン」の他の記事
- 2024年8月(1)
- 2023年8月(2)
- 2023年5月(1)
- 2022年6月(2)
- 2022年3月(1)
- 2021年9月(1)
- 2021年6月(1)
- 2021年2月(1)
- 2021年1月(1)
- 2020年12月(1)
- 2020年11月(1)
- 2020年9月(1)
- 2020年7月(2)
- 2020年6月(3)
- 2020年5月(1)
- 2020年3月(2)
- 2020年2月(1)
- 2020年1月(1)
- 2019年12月(1)
- 2019年11月(1)
- 2019年10月(1)
- 2019年8月(1)
- 2019年7月(1)
- 2019年5月(1)
- 2019年3月(1)
- 2018年12月(2)
- 2018年11月(1)
- 2018年9月(2)
- 2018年8月(1)
- 2018年7月(1)
- 2018年6月(1)
- 2018年4月(1)
- 2018年3月(1)
- 2017年12月(1)
- 2017年11月(2)
- 2017年10月(1)
- 2017年9月(2)
- 2017年8月(1)
- 2017年7月(1)
- 2017年6月(2)
- 2017年5月(2)
- 2017年4月(1)
- 2017年3月(2)
- 2017年2月(4)
- 2017年1月(1)
- 2016年12月(2)
- 2016年11月(1)
- 2016年10月(2)
- 2016年9月(2)
- 2016年8月(1)
- 2016年7月(1)
- 2016年5月(2)
- 2016年4月(1)
- 2016年3月(1)
- 2016年2月(3)
- 2016年1月(1)
- 2015年12月(3)
- 2015年11月(2)
- 2015年10月(2)
- 2015年9月(2)
- 2015年8月(3)
- 2015年7月(3)
- 2015年5月(2)
- 2015年4月(3)
- 2015年3月(2)
- 2015年2月(2)
- 2015年1月(2)
- 2014年12月(3)
- 2014年11月(3)
- 2014年10月(2)
- 2014年9月(2)
- 2014年8月(1)
- 2014年7月(4)
- 2014年6月(1)
- 2014年5月(5)
- 2014年4月(4)
- 2014年3月(3)
- 2014年2月(6)
- 2014年1月(3)
- 2013年12月(7)
- 2013年11月(4)
- 2013年10月(2)
- 2013年9月(8)
- 2013年8月(1)
- 2013年7月(5)
- 2013年6月(4)
- 2013年5月(2)
- 2013年4月(3)
- 2013年3月(5)
- 2013年2月(2)
- 2013年1月(3)
- 2012年12月(6)
- 2012年11月(3)
- 2012年10月(5)
- 2012年9月(5)
- 2012年8月(5)
- 2012年7月(8)
- 2012年6月(8)
- 2012年5月(9)
- 2012年4月(11)
- 2012年3月(8)
- 2012年2月(12)
- 2012年1月(6)
- 2011年12月(3)
- 2011年11月(12)
- 2011年10月(12)
- 2011年9月(9)
- 2011年8月(11)
- 2011年7月(12)
- 2011年6月(10)
- 2011年5月(10)
- 2011年4月(9)
- 2011年3月(15)
- 2011年2月(15)
- 2011年1月(18)
- 2010年12月(14)
- 2010年11月(12)
- 2010年10月(7)
- 2010年9月(3)
- 2010年8月(5)
- 2010年7月(6)
- 2010年6月(6)
- 2010年5月(5)
- 2010年4月(9)
- 2010年3月(6)
- 2010年2月(4)
- 2010年1月(4)
- 2009年12月(5)
- 2009年11月(6)
- 2009年10月(4)
- 2009年9月(4)
- 2009年8月(5)
- 2009年7月(5)
- 2009年6月(9)
- 2009年5月(18)
- 2009年4月(16)
![[International Messages Access]ima by kachimai 十勝から世界の今を伝えるサイト](../img/logo_page.gif)






4 - Comments
高橋久美子より:
2010 年 07 月 13 日 22:30:33
こんにちは。韓国レポーターの高橋です。フィンランドの友人に、薬のような甘いようなしょっぱいような、黒い飴とも言えずソフトキャンディとも言えないような、なんとも言えないお菓子をもらったことがあります。どうやら周辺の国々ではごく普通に食べられるものらしいのですが…もしかしたら、それなのでしょうか?
上原飛鳥より:
2010 年 07 月 14 日 00:10:35
ドイツにも「ラクリッツ」という名前で全く同じお菓子があります。日本人の間では「黒グミ」と呼ばれていますが、私の知る限りではみなさん、口を揃えて「まずいよね!」という感想です。私も美味しいとはどうしても思えません。。。
山本グィスラソン由佳より:
2010 年 07 月 14 日 20:46:35
コメント有難うございます。
フィンランドでもラクリスは一般的に売られていると思います。
ラクリスを口にして確かめる気は全くありませんが、薬のような甘いような塩っぱいようなお菓子というのは、ラクリスのことかもしれませんね。その他塩味のグミなど馴染めない駄菓子類はこちらには沢山あります。
Setsuより:
2010 年 08 月 10 日 08:20:10
「電車の窓のゴム部分」、言い得て妙!まさにそんな感じ。
アメリカ人も大好きですよね。
大して味もしないのに、なぜかくちゃくちゃ。
メキシコでも売られていますが、それに「唐辛子粉」「レモン風味」がプラスされた、トンでもない味になっていて、これにはメキシコ人も「他に食べるものあるし」と見向きもしてませんけどね。
Add your comments