ボストン美術館で「浮世絵に見る刺青展」開催中
2010.07.19 up
ボストン美術館の一角にある刺青展
Museum of Fine Arts(ボストン美術館)は、世界有数の東洋美術のコレクションがあることで有名です。
その美術館では、今年の四月から来年の一月まで「浮世絵に見る刺青展」を開催しています。
日本から遠く離れたボストンで、有名な浮世絵を目の当たりにできるとは不思議な気分です。
昔は日本で一般的だった刺青。その後、世界中に普及し、アメリカではもはやファッションとして根付いています。
ある作品には「相手の名前に命と書いて愛を誓う…」というような説明書きがありました。
喜多川 歌麿の作品。痛そうですね。
中には故郷北海道はアイヌの刺青文化の写真も。20世紀に入るまで、アイヌ女性が口の周りや腕に刺青をしていたという話は聞いたことがあります。
日本でも再び刺青がより一般的になる日はやってくるのでしょうか。
1910〜1920年代のアイヌ女性の写真も展示してありました
浮世絵に見る浮世絵展ウエブサイト(英語)
http://www.mfa.org/exhibitions/sub.asp?key=15&subkey=9941
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