ドイツ人はアイスが大好き。子供からお年寄りまでアイスを美味しそうに頬張る光景をよく目にします。今のような夏はもちろん、寒い季節も温めたリンゴパイにアイスを添えて食べたり、小さな町でもアイスを専門とするアイスカフェが大抵あります。知り合いのドイツ人の女の子が、「私、今ダイエット中だからアイスは３玉しか食べないの、そして生クリームもつけないし」と言いましたが、一体普段は生クリームたっぷりで何玉食べてるのでしょう？！

まずカフェに入ってメニューを見ると、その種類の豊富さに驚きます。いつもどれにしようか？優柔不断な私は迷ってしまうのですが、個人的に「スパゲティーアイス」がお気に入りです。バニラアイスをスパゲティーに見立てて、上にラズベリーもしくはストロベリーソースがミートソースのごとくかけられて、ホワイトチョコレートやナッツがパルメザンチーズというユニークなアイスです。

スパゲティーアイスを家でも作れる道具を見つけました。３種類の穴がありますが、一番小さい穴がジャガイモをピュレ状にするもの、二番目がスパゲティーアイス用、一番大きな穴がシュペッツェレという南ドイツの郷土料理、ドイツのパスタのようなものを作るためのものです。

スパゲティーアイスの他、半分に切った缶詰の桜桃を卵の黄身に見立てた「目玉焼きアイス」や、果物を沢山のせた「ピザアイス」などアイス屋さんのメニューは奥が深いです。中には花火が付いたアイスもあり、一度誕生日に記念に頼んでみたことがあります。大人な方にはアルコールの入ったアイス、さっぱり食べたい方には、ヨーグルトアイスがお勧めです。

ぜひドイツにお越しの際は、アイスカフェの「スパゲティー」を試してみてください。シンプルな味わいが逆に癖になるかもしれません。

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