オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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コンニチワ!

コンニチワ!

まず、この写真を御覧になってください。
なーんだ、カニじゃないか…と、おっしゃるなかれ。実はこのカニ、今をときめくオランダの大スターなのです。名前もちゃんとあります。それもなんと、「クラブジラ」だって!


ちょっと怖そうにご対面

ちょっと怖そうにご対面

このカニ、「クラブジラ」くんがオランダの水族館「シーライフ」へやってきたのは、今年8月初旬のこと。底引き網に、偶然ひっかかっていた彼を見つけた漁師たちが保護し、水族館へと引き渡されたのです。
最初はイギリス、そしてベルギーの水族館と巡回しながら、その人気を確固たるものにした「クラブジラ」くん、今度はオランダの水族館にお目見えと相成りました。


ネーミングもぴったり!?

ネーミングもぴったり!?

ところで、なぜ、「クラブジラ」なる名前がついたのでしょうか?それには、面白い理由があります。
このカニ、日本語なら「タカアシガニ」ですが、オランダ語では「Japanse Reuzen Krab(日本大王ガニ)」と呼ばれています。それほど大きいなら、日本が誇る怪獣王のゴジラと同じじゃあないか!ということで、クラブ(カニ)+ゴジラで、「クラブジラ」と命名されたのです。


世界一といわれる、堂々たる姿

世界一といわれる、堂々たる姿

「クラブジラ」くんが、オランダの水族館にやってきたときの騒ぎはすごいものでした。カニ界のセレブ、レッド・カーペットを踏んでオランダ・デビュー!といった見出しが、各マスメディアの第一面を飾り、それに伴い、ひと目このカニを見ようと、国内中の人々が、水族館へと押し寄せることになったのです。


「クラブジラ」くんがいる水族館Sea Life

「クラブジラ」くんがいる水族館Sea Life

「クラブジラ」くんは、推定年齢が40歳だそうです。足を広げると、4メートルを超えるそのサイズに、誰もが目を見張ります。「怖いくらい大きいけど、よくみるとかわいいね!」と喜ぶオランダの子供たち。長生きしてほしい、と願う水族館員たちに見守られ、Sea Life(シーライフ)と呼ばれる海辺の水族館で、彼は今日も、訪れた人びとに愛嬌を振りまいていることでしょう。


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