カナダ

カナダ:バンクーバー

西川 桂子(にしかわ けいこ)

職業…翻訳者、ライター、記者
居住都市…バンクーバー(カナダ)

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我が家の息子もアイスホッケーをしています

我が家の息子もアイスホッケーをしています

11月5日、アルバータ州エドモントンでのアイスホッケーの試合で、16歳の選手がパックを喉に受け、翌日死亡するという事件がありました。
アイスホッケーといえば、氷上の格闘技とも言われるスポーツ。ボディチェックに加え、スティックで打ったパックは時速160kmに達することもあり、そのためプレイヤーはしっかり防具を身に着けています。特に青少年のレベルでのアイスホッケーでは、例えば忘れ物をして、防具をつけていないとプレイできないなど、厳しい規定があります。

2008年にはNHLの試合でプレイヤーが試合中、チームメートのスケートのブレードで首を切り、大怪我をしました。そのため、ネックガードと呼ばれる首を守る防具は重視されています。

今回の事故でも、死亡したカイル・ファンダィタス君は当然、ネックガードをつけていましたが、たまたま保護されていない部分に当たりました。たとえ、防具の部分に当たったとしても、事故後の記事によると、このネックガードはスケートのブレードに対して身体を守るためのもので、スティックやパックに対するものではないということです。

16歳ともなれば、身体もほぼ大人並、技術的にも高い、つまりパックのスピードもかなり速かったと考えられます。パックが首に当たって、死亡事故に至ると言うケースは非常に稀です。とにかく不運だったのでしょう。

息子も今年のシーズン初めに、2年ほど前に買ったヘルメットの安全期限が切れていると言うので新しいものに買い換えました。「まだ新しいんだから、そのまま使ってくれればいいのに」と思いましたが、このような事故の話を聞くと、安全第一、多少の出費も我慢しなきゃと思います。












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