オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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日本でも一時期、ベルギーのワッフルが流行したことがあったと記憶していますが、このワッフルにもいろいろな種類があります。今日はオランダのワッフルを御紹介しましょう。


これが、オランダのワーフェル

これが、オランダのワーフェル

オランダのワッフルは、ストロープ・ワーフェルと呼ばれます。そして、このワッフル、サンドイッチ状なのも特徴。ストロープとは、砂糖を煮詰めて作った、キャラメルのソースのことなのですが、濃厚で固めなので、2枚のワッフルを貼り付けるにはもってこいの役目を果たしているわけです。



このワッフルの起源は、オランダの一都市、ゴーダで生まれたものが最初だそうです。(ゴーダは、チーズの特産地としてもその名を知られています)最初のワッフルは、なんと、パンの切れ端を水に入れてごった煮にし、混ぜ合わせて作っていたのだとか。捨てられるパンの切れ端を見て、もったいないと思ったパン職人が最初に作り出したものだといわれています。


ワッフルの屋台

ワッフルの屋台

現在では、パックに入ったものが気軽に買え、お茶やコーヒーの友として当たり前の存在になったワッフル。それでも、街中の屋台で売られている、出来立てのワッフルに勝るものはありません。新鮮で、ソースの味も絶妙です。


このワッフル、通の食べ方もあります。ワッフルを買ってきたら、暑いコーヒーか紅茶のカップの上に乗せるのです。5分ほどして、ソースがやわらかくなったときが食べごろ。冬の寒い日、窓の外を眺めながら味わうワッフルは、これぞオランダの味がするようです。


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