淡い色が重なる美しい鶴たち
ソフィアはずいぶんと春めいてきました。サマータイムが始まったので夜8時頃まで明るくなり、日差しもだんだんと強くなってきました。緑も少しずつ芽吹いています。
そんな先日、ソフィアの町を歩いていると、千羽鶴が目に留まりました。中心部にある聖アレクサンダル・ネフスキ教会前の一角に桜の木が植えてあるのですが、その木に千羽鶴がかかっていたのです。
記念の碑と桜
ここの桜は、日本とブルガリアの国交回復40周年を記念して、1999年に日本からソフィア市に寄贈されたものです。その木に、きっとどこかの学校の生徒さんが折ってくれたのでしょうか、色とりどりの鶴が連なっていました。3月11日の東北地方太平洋沖地震を知ったあと、被災地への祈りを込めて折ってくれたのだと思います。
そよ風に揺れる鶴
春の暖かい日に照らされて、鶴はそよ風に揺れていました。歩いている人は足を止め、千羽鶴を眺めたり、写真におさめたりしていました。
ブルガリアの人々が千羽鶴に託した思いが、日本の力になりますように。
レポーター「早坂 由美子」の最近の記事
「日本」の他の記事
タグ:千羽鶴,東北地方太平洋沖地震,ソフィア,桜,ブルガリア
- 1827 ビュー
- 0 コメント
![[International Messages Access]ima by kachimai 十勝から世界の今を伝えるサイト](../img/logo_page.gif)






0 - Comments
Add your comments