車から降りずに何でも済ませる、ドライブスルー文化
2011.05.14 up
標準型の郵便ポスト
アメリカの郵便ポストは青くて、取っ手を引いて郵便物を入れる仕組みになっています。
ドライブスルーができる郵便ポスト!
まれに、このような形の郵便ポストもあります。車道側にくちばしみたいな突起部分がついていて、車から出ずに手紙を出せる仕組みになっている、ドライブスルー仕様の郵便ポストなのです。
ドライブスルーで有名なマクドナルド
こちらはドライブスルーで有名なマクドナルドです。ドライブスルーの看板には、ThroughをThru と略した“Drive Thru”という表記が多く見られます。
車社会なので、クリーニング屋や銀行のATMなどでもドライブスルーのできる店舗がありますが、ラスベガスには結婚式もドライブスルーでできる施設があります。
Los Angeles Timesのドライブスルー・ウェディングを紹介するページ
日本からもドライブスルー結婚式のツアーを申し込める
牧師さんが待っているブースまで車で行き、車に乗ったまま式を挙げるという仕組みです。アメリカには戸籍制度がないため、結婚するには独身であることを証明するmarriage license(マリッジ・ライセンス)が必要で、それを発行してもらうのに数日かかります。書類がそろったら結婚を許可できる資格のある人の前で誓いの言葉を述べ、marriage certificate(マリッジ・サーティフィケイト)を発行してもらわないといけません。
州によっても違いがありますが、ラスベガスがあるネバダ州では婚姻の手続きが簡単なため、このような結婚式場が誕生し、簡単に結婚式を済ませたいカップルに人気で、ウェディング・ビジネスとして成功しているのです。せめて式の間くらいは車から降りればいいのに…と思いましたが、そのエンターテイメント性も人気の秘訣みたいです。
【Los Angeles Timesのドライブスルー・ウェディングを紹介するページ】
http://travel.latimes.com/daily-deal-blog/index.php/extreme-las-vegas-we-405/
【ワタベウエディングのドライブスルー・ウェディングのページ】
http://www.watabe-wedding.co.jp/resort_wedding/america_canada/ch_detail.html?shikijo_id=65
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