92歳まで生きたイスラム教の聖人ニーザムッディーン
2011.06.09 up
白い大理石が映える廟
フマユーン廟の向かい側に、聖人ニーザムッディーンの廟があります。彼は1325年に92歳で亡くなった、イスラム教の聖者です。当時にすれば大変な長寿ですね。
熱心に祈っているイスラム教徒たち
祈祷所の中は女性が入ることは禁止されていましたので、入口で太陽がジリジリと照りつける中を、ブルカを着た女性が熱心に祈っていました。
イスラムの帽子をかぶる少年たち
有名な詩人アミール・フスローや、シャー・ジャハーンの娘ジャハーナーラーの墓もあります。この聖者が神聖視されていたために、イスラムの貴人がここに自分の墓を作ったということです。
ここは貴人の墓地になっていました
お墓の横には、お線香売り場がありました。派手な花を編んでいる人もいて、観察していると黒い布で墓石を覆い、花を散らして祈っていました。バックが黒で真紅の花が映えました。
英語でも女性禁止のポスターが
「家内安全」や「健康」を祈願する人が多いのだそうです。日本と同じですね。聖者廟は、まさに庶民がいつでも来て一心に祈れる場所なのです。
男の子たちは、写真を撮って~と最高の笑顔で寄ってくるし、人なつっこい子どもが多いイスラムエリアでした。
レポーター「パッハー眞理」の最近の記事
「インド」の他の記事
タグ:
- 1164 ビュー
- 0 コメント
0 - Comments
Add your comments