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スイス:フリブール

小島 瑞生(こじま みずき)

職業…公務員
居住都市…フリブール(スイス)

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重さ80kgほどのこのエコなゴミ箱に、ゴミを捨ててみたかったのですが圧縮作業中で使用できませんでした。残念。

重さ80kgほどのこのエコなゴミ箱に、ゴミを捨ててみたかったのですが圧縮作業中で使用できませんでした。残念。

 最近街で見かけるゴミ箱が微妙に見慣れたゴミ箱と異なるなあ、ということに気づきました。ランプが点滅しているのです。なんだかロボットみたいなゴミ箱!
 数年前からアメリカなどで設置されるようになっているこのゴミ箱、上部についているソーラーパネルから得た太陽光をエネルギーにして、そのエネルギーで内部のゴミを小さく圧縮することができるのだそう。そうすることにより100リットル分までのゴミを捨てることが可能なのだそうです。
 
 1時間分の太陽光を浴びるだけで、1か月分のエネルギーになるというのですからスゴイですね!そしてゴミ箱がいっぱいになって、これ以上圧縮ができなくなるとランプが点滅するようです。私が先日見たこのランプのチカチカは「ゴミ箱がいっぱいですよ!」のサインだったのですね。

 さらにこのハイテクなゴミ箱はニオイも消し、さらに火災や悪天候にも強いのだとか。それだけではなく、カラスなど野生動物によって荒らされないようなデザインにもなっています。また、ゴミ圧縮の作業中は安全のためゴミ箱がロックされ、新たにゴミが入れられないようにもなっているというのですから、驚きです。
 
 ここまで完璧にデザインされていると、さぞかしお値段もかかりそうですね……ふつうの一般的な街のゴミ箱が1500スイスフラン(約12万7千円)ほどなのに比べ、この<ソーラーゴミ箱>は一台8000スイスフラン(約67万8千円)ほどするのだそうですよ!






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