オランダ

オランダ:アムステルダム

フリードリヒス カオル

職業…フリーライター

居住都市…アムステルダム市(オランダ)

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今年のクリスマス商法は、ちょっとヒステリー気味。なんといっても、夏真っ盛りの8月(!)に、クリスマス用のチョコレートやケーキなどが売り出されたほどです。これはなぜなのでしょうか?早いうちから、クリスマスの雰囲気を、消費者の感覚の中に、すりこませる(!)ためなのだとか。毎日、スーパーに行くたび、クリスマスツリーの絵や、サンタクロースの姿などを目にしていると、いつの間にか感覚自体がクリスマス・モードになることを、売り手は期待しているわけです。


さて、今年は早々と夏から始まったクリスマス商法。現在は、いよいよ本番が近いということで、かなりの盛り上がりを見せている…と思いきや、まったくそういうことはありません。なぜなのか?今回は、あまりにも商法開始時期が早すぎたためか、消費者はクリスマスに慣らされてしまい(!)、購入意欲が薄れ、新鮮味が感じられないということで、売り上げが全く伸びていません。



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派手目なツリーが印象的。

派手目なツリーが印象的。

クリスマス商法を派手に行なうのは、デパートはもちろんですが、意外なのが、日本でいうところのガーデニング・センター(造園業)。クリスマスツリーを一手に販売するため、ということもありますが、ツリーの飾りや、インテリア関連商品もまとめて販売するため、ということもあります。


今年のトレンドが満載されている。

今年のトレンドが満載されている。

今年の流行は、ツリーをかなり派手めに飾ること、そして、壁に、ぬいぐるみで出来た、鹿やクマなどの動物の頭を飾ること。なぜなのか、理由はよくわかりません。ただ、不況時には家にこもって出費を避ける傾向があるため、家の中だけでも明るく、派手めにしよう!ということなのでしょう。


家の中にはツリーを飾り、限りなく派手にして、この寒い冬を乗りきる、という意図がそこにはあるのかもしれません。すでに、気温だけはクリスマスそのもの。毎朝、霜が降り、車のフロントガラスはカチカチに凍っています。寒さが苦手といえども、この季節もなかなか捨てたものではないな、と思いながら、店先で点滅するツリーのライトを眺める毎日です。


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