オランダの春を告げるうれしいニュースです。
3 月22 日（木）キューケンホフ公園がオープンしました。
春限定オープンの、世界に名だたる「スプリングガーデン」です。チューリップ、ムスカリ、ヒヤシンスなど700万株以上の花が、日比谷公園の2倍もの広大な庭園にまぶしいほどに咲き乱れています。

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名前のキューケン（Keuken）とはオランダ語で台所・厨房、ホフ（hof）は庭園という意味です。何世紀も前に貴族のお屋敷だったこの場所で、領主が食事に使うハーブを採取したのでこの名がつきました。

世界でも有名な公園ですので、シーズン中は観光バスが続々と連なってやってきます。広い庭園とはいえ、ハイシーズンには混むので事情が許すなら、ひと気の少ない早朝の時間帯がなんといってもお勧めです。公園ではEarly birds　という朝7時から開園する特別日を設けることがあるので、事前に直接、お問い合わせなさってください。

私も何年か前に、このEarly birdsの時間帯に訪れたのですが、園内にはまだほとんど誰もおらず、小鳥たちのさえずりが聞こえるばかりでした。太陽があがったばかりのこの時間、朝のフレッシュな光の粒が色とりどりの花の上ではねているような印象で、写真を撮るのが好きな人にはとりわけ強くお勧めしたいです。極上の庭園鑑賞になります。

さて今の時期からオランダのもっとも美しい季節がやってきます。キューケンホフ公園すぐ近くのリッセの花のパレードも、まもなくです。それから4月には10年に一度開催されるフロリアードが始まります。お花見レポート、また改めてご紹介させていただきたいと思います。

3 月22 日（木）～5 月20 日（日）
日本語のキューケンホフ公園（Keukenhof ）サイト
http://www.keukenhof.nl/jp/

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