今回は、キリスト教徒が多く住むマダバを紹介します。
ヨルダンはムスリムの国。国民の９割がムスリムです。
キリスト教徒は１割くらいだから、圧倒的なマイノリティーです。
彼らの多くは、マダバに住んでいます。

マダバは、アンマンから35キロくらいの南西にあります
私の家は南アンマン。マダバに近いアンマンの端っこです。
バスの中で、寝過したら、マダバのバス停に着いてしまいます。

ここは、ギリシア正教の教会です。
床にある大きなモザイクは、６世紀後半に製作された世界最古のパレスチナ地図です。
死海やヨルダン川、ピョンっとはねる魚もいれば、エルサレムの町も見えます。

こちらは、預言者モーゼ終焉の地、ネボ山です。
エジプトを出たモーゼ一行が、シナイ山で十戒を授かった後、このネボ山で民衆をパレスチナに向かわせ、モーゼ自身はこの山に留まったそうです。
ここから、モーゼは「見よ、あれが約束の地カナンだ」といったのでしょう。

モーゼにいわれたら、私だって「うんうん。そうだ！あれが約束の地だよね！」と
うなずいてしまいそう。そんな、神様が約束してくれそうな、とっても眺めのいい場所。

いつかヨルダンに訪れた際は、ぜひマダバの町へ。

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