”スペイン”といえば一般的に思いつくのは、闘牛とフラメンコだと思いますが、フラメンコはこの南スペインのアンダルシアで生まれました。
詳しい歴史はわかってはいませんが、むかし他の地域からアンダルシアにやってきたジプシーと、アンダルシア土着民との文化が混ざり合いフラメンコを発達させたそうです。

今や世界でもフラメンコは有名になりました。わたしの地元の十勝でも、最近スペインのバルを意識したイベントが開催され、フラメンコのステージショーもあったそうです。

ちょうどそんな矢先、わたしの住んでる町でフラメンコのショーが開催されたのでさっそく行ってきました。
セビジャーナスという明快でわりと簡単なフラメンコは、お祭りや街角でお目にかかることがあります。ですが今回はもっとクラシックで、これぞフラメンコという雰囲気のショーでした。

ショーの名前は”ARRANQUE ROTENO　アランケロテーニョ”　、アランケとは私が住んいでるロタ市のオリジナルタパス（小皿料理）の名前です。
その名のとおり、来場した皆さんに主催者側からアランケが配られていました。

スタートは夜の１１時から始まり朝の４時まで続きました。
年配の方が多かったですが、スペインのお年寄りはみなさん元気なのですね。朝４時まで、５時間ものショーを楽しんでいました。
特に南スペインではこの時期、昼間は暑いので夜遅くにイベントが開催されるのが普通だそうです。これはシエスタタイムが必要な理由がわかりますね。
子供向けのイベントでも21：30に始まり、終了が00；00というのは珍しくありません。

今回はバイレ（踊り）よりカンタ（歌）&ギターがメインでした。合間の”オレッ”という観客のかけ声に本場スペインの雰囲気を感じました。
フラメンコはスペインでは身近なもので、イベントもあちらこちらで開催されています。
子供からお年寄りのかたまで、フラメンコの熱い夜を一緒に楽しめるのはいいことですね。

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