ウガンダでエチオピアのB級グルメ(?)を食す。
2013.12.16 up
このセットで6,000シリング(約240円)。安い!
ウガンダ北部に位置する街,ここアルアにはエチオピア人も移り住んでいます。
ウガンダで口にする料理は目新しいとはいえ,食材や味付けはどこか予想のつくもので馴染みやすいものばかりです。
…が,まさかここで「未知の味」に遭遇するとは…!
写真の中でさまざまなお皿が並んでいますが,その下に敷かれているのがエチオピア人の主食,「インジェラ」です。テフという穀物を使ったクレープとホットケーキの間くらいの厚みで、酸味の強い,パンの一種です。食感が独特。モチモチなのに,発酵した際にできた無数の穴のせいか、口の中でシュワーっと溶けるような…。好き嫌いがはっきり分かれる味ではありますが,でもこの酸味と「ワット」と呼ばれるエチオピアカレーが妙に合うんです。バルバレという香辛料と塩で濃いめに味付けされたお肉とインジェラの酸味がマッチして…クセになります,この味。冷えたビールにも合いますよ~。
どうです,食べたくなりました?
「インジェラ」や「ワット エチオピア」で検索すれば日本語のレシピも出てきますので,興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょう?
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タグ:アフリカ,B級グルメ
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3 - Comments
いとうより:
2013 年 12 月 16 日 16:56:19
いとうです。
口の中でシュワーと溶ける感じ、食べてみたいです。この写真にあるように
お皿の下に引いて出すものなんですか?この感覚が面白いです。何も言われ
なかったら、食べないかもしれません。周りを見て食べていたら、おそる
おそるトライしてみるかも。
石田より:
2013 年 12 月 16 日 21:56:43
たしかに!
皿の下に料理とか!
トミィより:
2013 年 12 月 21 日 10:30:40
いとうさま & 石田さま:
そうですよね,お皿の下にひかれていますね!これ,ウガンダでは結構あります。
本場エチオピアの場合はわかりませんが,これがここの一般的なスタイルのようです。
他の料理でもお皿の上に小鉢が乗って出てきたりするので,私たちはいつも接触面を避けて食べています。この場合もお皿の下の部分は丸く食べ残したということです。というか多すぎて全部食べきれなかったんですが(苦笑)。というのも,この直径45cmくらいのお盆いっぱいに敷かれている,つまり,丸めたらどんぶりご飯1杯分くらいのものが出されたというわけだからです。
ちなみにアフリカというと食糧不足なイメージがありますが,どこでもたいてい超大盛りで出てきます。そしてたいていの人は「残す」ということを気にしていません。というか,食べきれないのはわかっていてもたくさん注文して,「おいしかったからいっぱい食べたかったけど,食べきれなかった」と残すのが一般的な習慣です。
私も最初のころバリバリ日本人感覚で「残さないように少しだけください」なんてお願いしてたら「うちの料理はそんなに魅力がないかしら?」なんて聞かれたりしてました。
でも,30数年「もったいない」の国で育った故,いまだに残すほど注文するのは心苦しいんですが。
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