みなさんは、毎日の献立を考えるとき、何を参考にしていますか？ネットを見ながら調理する人、料理本等を見なくても、ささっと作れてしまう人、こだわりを持って、幾冊もの本を読み比べながら厨房に立つ人、などなど様々でしょう。しかし最近、オランダではクッキングの本の売り上げが落ちているというのですが、それは何故なのでしょうか？

実は、最近こちらではやっている料理用アプリが、クッキング本の大敵（？）になっているのです。献立を考えるときの強い味方として新しく登場した、キッチンの必需品といった存在になりつつあるのが、このアプリ。これなくしては、料理ができない～！という女性が増加中のようです。

このアプリ、各種ありますが、人気があるのは、大手スーパーが製作したもの。調理法のみならず、特売品情報もすぐにチェックすることができ、調理の手順を教えるだけの料理本よりもずっと利用価値がありそう、という人が多いのもうなずけるような気がします。

最近、これら大手スーパー提供のアプリに、新機能が掲載されました。名づけて、｢買い物ヘルプ｣。これは、献立に必要なものがすべてチェックできる、買い物用メモ機能です。これなら、いちいち紙に、買うべき品々を書いて持参する必要もありません。スーパーに出かける前に冷蔵庫を開け、自宅にある材料をアプリに登録するだけで、買い物に必要なものだけが表示される仕組みになっています。

キッチンで、スマートフォンを片手に料理する男性・女性の姿も、今では当たり前になりつつありますが、今後はどのような機能が出現するのでしょうか。予想によれば、スマートフォンで火加減を自動的に見てくれるようなシステムが発表されるとか・・・。調理方法も、ずいぶん変わったものだと、改めて思い知らされます。

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