畑仕事は「ホー」で。
2013.09.27 up
これで土を耕し、草取りもします。
先日、日本人の先輩宅に遊びに行くと、地元人の友人が畑の世話の手伝いに来ていました。
仕事の手を止め、「いらっしゃい!」とあいさつをしに来た後、畑に戻った彼女に目をやると、何やら興味深いものを手にしているではありませんか!
最新式の(現代版の)ホーには金具がついていました!
日本でも見かける鍬(くわ)を使う人も多いですが、この「ホー」はなんともアフリカンっぽくて、一目で気に入ってしまいました。
お値段は不明。自然の木の枝の二股部分を利用していますから、そう高くはないと思いますが…
これで一日に25mプールくらいの大きさかそれ以上の畑を耕すんですから、相当腰に来そうですが、この国のおばあちゃんたちで腰の曲がった人はあまり多くありません。それもそのはず、一日前かがみで仕事をした後は道具を頭にのせて帰宅するので、筋肉がバランスよく使われるんでしょうね。
便利さを追求してどんどん新商品を開発する日本人もすごいと思いますが、太古のスタイルをいまだに保つ人々を身近にみられるのも、ある意味新鮮で、そしてなぜかほっとする…私の大好きなアフリカの風景の一つです。
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タグ:ウガンダ、農業
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5 - Comments
いとうより:
2013 年 09 月 27 日 19:25:04
いとうです。
「鍬」=「ホー」なんですね。最後の写真を見ると、ものすごく使い込んで
いる感じが出ていてすごくいいですね。
耕したところには、何を植えるのか気になります。
トミィより:
2013 年 09 月 27 日 23:16:32
そうですね、使い込んでますね! 見慣れすぎたのか、気づきませんでした…(苦笑)。
この後彼女は「ドードー」と呼ばれるホウレン草に似た地元野菜を撒いていました。
この国の畑にはトウモロコシ、豆、ピーナツ、地元野菜がいっぺんに植えられ、全部それなりに育つので不思議です…
いとうより:
2013 年 09 月 28 日 09:04:50
コメントありがとうございます。
色々な野菜が育つ、(大変、失礼ですが)見た目以上に肥沃な土地なんで
すね、すごい!
トミィより:
2013 年 09 月 28 日 17:52:52
いとうさま:そうなんです、肥沃なんです。私もびっくりしました。枯葉、枯草は驚くほど速く土に帰るので、バクテリア、ミミズが元気だと思われるのと、雨季は毎日雷が落ちるので、そのせいで肥沃なのかもしれません。化学肥料全くなしの100%有機栽培なので、野菜はどれも美味しいですよ!
石田より:
2013 年 09 月 30 日 01:04:38
>一日前かがみで仕事をした後は道具を頭にのせて帰宅するので、筋肉がバランスよく使われるんでしょうね。
まじですか!
うちのばあさまに教えてあげます。^^
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