バスク地方はフランスとスペインをまたぐエリア。ここでは独自の言語と文化を持っています。ボルドーから車で２時間半の、スペイン国境のすぐ近くに位置するビアリッツ。ここはバスク地方でフランスとスペインの両方の文化が交ざった、独自の雰囲気を持つ魅力的な町なんです。ビーチの素晴らしさでも有名で、世界中からサーファーたちも訪れる町の一つ。

スペインとフランスの国境を越えてすぐの町、サンセバスチャン（St.Sebastian）までも車で半時間の距離。小学校ではバスク語教育も行われており、バスク語や文化をしっかり子供たちが理解していることも特徴の一つです。日本でいう方言とは違い、スペイン語ともフランス語とも違って、全く別言語というのも面白い特徴です。

サーフィンが発祥したのはハワイ！　そしてこのビアリッツは、フランスでのサーフィン発祥地なんです。大きなサーフィンの大会も開催され、現地の子供たちは小さい頃からサーフィンに親しんでおり、上手な人がたくさんいます。

このエリアで有名なお菓子といえば、日本でも知られているガトーバスク。さくさくした食感が癖になる、このエリア発祥のお菓子です。

そして、サンセバスチャンといえば、パンに少量の食べ物をのせた軽食であるピンチョスの発祥の場所。ヨーロッパの美食の都として知られている所です。通りには右にも左にもバル！　まさに、一日中食べ歩いていられるような素敵な雰囲気が漂います。フランスとスペインにいながらも、個性的な時間を過ごせるバスク地方。ぜひ、訪れてみてくださいね。

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