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アメリカ:シアトル

ハフマン・ワカバ

職業…兼業主婦(メーカー勤務)

居住都市…シアトル(アメリカワシントン州)

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形も古さも、大きさもいろいろな自転車が集まりました

形も古さも、大きさもいろいろな自転車が集まりました

息子が小さすぎる自転車を乗っていたのを見て、お隣さんがいい情報をくれました。「来週、自転車交換のイベントがあるわよ。不用になった自転車を持っていくと、下取りしてくれて、ほかの自転車と交換できるのよ」。


イベント当日は、我が家でヤードセール(庭で行うフリーマーケットのようなもの)を予定していたので、まずはそこで不用な自転車を販売することにしました。ディズニーキャラクターのイラストがついた12.5インチの自転車で、購入価格は確か$100(約10,100円)ぐらい。ここ2年は物置で眠っていた代物ですが、まずは$30(約3,030円)からスタート。何人かが物色していましたが、引き取り手は現れず。そうしているうちに、自転車交換イベントに参加してきたお隣さんが、戦利品を見せに来ました。中古自転車の下取り価格が$20。購入した自転車の価格が$30。差額$10でゲットした自転車は、中古としては申し分ないクオリティーでした。


夫をヤードセールの売り子として1人残し、私と息子はイベント会場へ。朝は開始前から大勢の人が列をつくっていたそうですが、到着時は3、4家族がいる程度でした。ですが、それに比例して自転車の在庫も少なめ。特に息子に合うようなサイズは、1つあるかないか。
本来は自転車の下取り査定→気に入った自転車を在庫から探す→その自転車がメインテナンス済みでなければメインテナンスをしてもらう→お買い上げ、の流れなのですが、交換できる自転車がないかもとのことで、気に入った自転車を先に探すことになりました。タッチの差で取られてしまった自転車を「あの人たちが手放したらゲットしよう」と目で追いつつ、他の候補を探します。


2時間弱の心理戦と争奪戦を繰り広げた末、メインテナンスの時間が長すぎてあきらめた人の自転車を入手! タイヤの太さが前と後ろで微妙に違いますが、支障なく走れますし、まあ$10の自転車と思えば許せます。


戦利品に最後の仕上げ。タイヤにいっぱい空気を入れてもらいます

戦利品に最後の仕上げ。タイヤにいっぱい空気を入れてもらいます

イベントの実施団体はSharing Wheels Community Bike Shop (http://sharingwheels.wordpress.com/)という非営利団体で、購入者には無料で新品のヘルメットとスタンド(元にない場合)も付けてくれました。自分の不用品を誰かの必要品に変えるアイデアは名案だと思います。来年は自分用の自転車を手に入れたいです。


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