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知多娘。の声優たちのライブ
昨年辺りの漫画博覧会から、ローカルアイドルがミニライブを行い、多くのファンを獲得してきました。今回の漫画博覧会では、アイドルとは一線を画す格好ではありますが、特別光っていたグループがありました。
それが、愛知県知多半島で活動を続けている「知多娘。」の声優たち。
これまで、毎年11月に開催している台北国際旅行展でも活動を行っていますが、初の漫画博覧会進出ということで、知多娘。のメンバーだけでなく、彼女たちを支える周りのスタッフ、ボランティアの方々も気合の入り方が半端ではなかったように見えました。
今回は、その「知多娘。」の様子を紹介します。
知多娘。の原点は若者の就職支援
「知多娘。」は、元々NPO法人エンド・ゴールが知多半島に住む若い人たちの就職支援活動のために立ち上げたローカルキャラクターです。
最初は、地域の「萌えおこし」という感じではなかったそうですが、「ちた地域若者サポートステーション」のPRキャラクターとして「知多みるく」が誕生したことがきっかけで、知多半島の各地域に合ったキャラクターが誕生し、（知多みるくを含め）16人まで増えました。
その後、誕生したキャラクターに命を吹き込む声優のオーディションも行い、知多半島の各地域のPR活動を本格化させていき、今では各自治体と一体になったPR活動や地域振興、観光促進プロジェクトも行なうようになりました。
それに伴い、声優をはじめ、知多娘。に相関する仕事を創成することにより、地元の若い世代の職業意識を啓発するだけでなく、能力を発揮する場の創出にも一役買っています。
知多娘。のブースより
台北は、（知多半島の）愛知県常滑市にある中部国際空港から飛行機で約3時間と比較的近く、日本文化や萌えキャラに親しみを持ってくれる方が多くいる、ということで世界進出の最初の舞台に選んだところだそうです。
ちなみに、昨年の台北国際旅行展では、知多娘。が最優秀パフォーマンス賞を受賞するなど、着実に成果をあげているようです。
サインに応じる知多娘。の声優たち
そして4度目の台湾になる漫画博覧会では、知多娘。の声優のライブ、ブースでのグッズ販売と平行して、地元の名産も販売し、知多半島をしっかりPRしていきました。
お話を伺ったところ、グッズだけでなく、地元の名産の売り上げも好調だったということでした。
ブースでもステージでも同じテンションでライブ！
今回の知多娘。の訪問は、単に台湾の漫画・アニメファン向けたPRだけではなく、日台の若者たちの手によって誕生した下記URLにある「台北娘。」改め、台湾と知多半島を結ぶ親善大使の「台北つつじ」を広く知ってもらい、台湾での活動を更に活発化させる狙いもあります。
http://www.chita-musume.com/blog/2015/08/【台湾】台北杜鵑（象?台日友好的少女）/
早ければ、11月5～9日開催の台北国際旅行展で「台北つつじ」の声優オーディションを開催する予定があるということですが、愛知県の一地方である知多半島から生まれたローカルキャラクターと日台の若い世代によってもたらされるエネルギーで、どのような化学反応を見せるのか。
地域振興、地元の若い世代の啓発だけでなく、国際交流の面でも、今後の知多娘。の動向に注目です。
〈参考〉
＊知多娘。公式ホームページ
http://www.chita-musume.com/
＊知多娘。公式facebook
https://www.facebook.com/chitamusume?fref=ts
＊NPO法人エンド・ゴール公式ホームページ
http://endgoal.net/
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