ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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インディオの伝統的な主食タピオカ

インディオの伝統的な主食タピオカ

 ブラジルには今もインディオの文化を色濃く受け継いで生活しているエスニック集団がいます。

 ブラジルのインディオの主食として有名なものの一つがキャッサバ(マンジオカ)です。

 キャッサバの調理法はバラエティーが豊かで、芋そのものもをゆでたり揚げたりするだけでもおいしくいただけますが、保存用に生産した様々な粉類も料理に利用されています。

 インディオだけでなく、今日ではブラジルの一般家庭の食卓でもよく利用されています。


タピオカをデンプンから練って作っているインディオの女性

タピオカをデンプンから練って作っているインディオの女性

 キャッサバの粉から作られる料理の中で、代表的なものがタピオカです。タピオカはビジューやベイジューなどの呼称もあるインディオ伝来の食文化です。

 キャッサバのでんぷん粉を少量の水と混ぜて粘土状にし、ざるで粗い粉状にこしたものを鍋に薄く広げて焼いたら一枚の生地が完成します。

 日本でタピオカと言うと粒々モチモチの丸っぽい食品のイメージが先行しがちですが、ブラジルでタピオカと言うと、この白く焼きあがった生地になります。


タピオカを焼いている様子

タピオカを焼いている様子

 鍋の大きさによって生地の大きさも変わります。一般家庭なら小ぶりのフライパンで一人分だけを焼くことも可能ですが、インディオはたいてい大きめの平たい鍋でタピオカを焼きます。10人くらいで取り分けて食べることも可能なサイズのタピオカの完成です。

 できたタピオカは天然素材の器の上に置かれ、各自が好きなようにちぎりながら取り分けます。タピオカ自体には味はないので、魚や鶏肉を挟んで食べるのがインディオ風です。ブラジルの一般的な食べ方ではチーズや加工肉、バナナやコンデンスミルクが挟まれます。


焼いた鶏の足を挟んだタピオカ

焼いた鶏の足を挟んだタピオカ


焼きあがったタピオカ

焼きあがったタピオカ


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