「週末はのんびり」が残るウメオ

山本グィスラソン由佳（やまもとぐぃすらそんゆか）

職業:音楽関係
居住都市:ウメオ(スウェーデン)

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2016.05.25 up

近々、スウェーデン北東部にあるウメオ（Umeå）に引越しますが、ウメオ市内を見た印象として、思い付いたことを紹介致します。

まず、土日はのんびりしている感覚がヨーテボリにも増して強く、言うならば「10年前のヨーテボリ」が残っている様子です。
市街地の大手デパートなどの多くは、日曜日は12時の開店、そして16時位に閉店すること。
街中なのに、随分のんびりしているなあと、感じたものです。

（ちなみに、ヨーテボリもひと昔前は同様でしたが、近年は土日も平日同様に10時開店の店が多く、閉店時間は平日19～20時、土日17～18時のデパートが殆どです）

そして、小さなカフェや店などは、日曜日休業がほとんどで、その表記法に趣を感じさせるものがあります。
普通に「Stängt（閉店）」ではなく、「Vilodag（休んでくつろぐ日）」と看板に表現している店も多いのが、やはりスウェーデン第二の都会ヨーテボリよりも、のんびりした印象を与えます。

郊外の大手ショッピングセンターなどは、土日も平日同様に10時から開店する店もありますが、実際に行ってみると、土日の午前中は閑散としていて、買い物しやすいと思ったものです。やはり皆さん家でくつろぐ人が多い様子です。

その他ウメオについて、今後も機会を見て紹介して参ります。