ブラジル

ブラジル:サンパウロ

大浦 智子(おおうら ともこ)

職業…フリーランス
居住都市…ブラジル国サンパウロ市

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豆の煮込み料理のスパイスにローリエの粉を使うとプロフェッショナルな味に

豆の煮込み料理のスパイスにローリエの粉を使うとプロフェッショナルな味に

 洋風の料理にローリエ(月桂樹)を使うのはブラジルでもおなじみです。ポルトガル語ではロウロ(Louro)と言われます。

 肉料理、魚料理、豆料理などに乾燥したローリエの葉っぱを入れて煮込み、風味付けをするのが主な目的です。

 ローリエの葉っぱは乾燥したものや生のままで販売しているほか、乾燥した葉を挽いて粉にして売られているのも一般的です。


ローリエの粉

ローリエの粉

 ローリエの粉を料理に使うのはあまり習慣になかったため、何に使うのかも分からず積極的に使うこともありませんでしたが、ある時、ブラジルの人からどんな料理にでもローリエの粉を入れると、ピリッとスカッとする感じになって、一味違っておいしくなると教わりました。

 以来、ブラジルの日常で食べられる豆の煮込み料理などには積極的に使うようになりました。確かに胡椒の様にローリエを粉にして利用すると、葉っぱだけを入れた時よりも風味だけでなく味がしっかりと加味されてよりプロフェッショナルな味に変化します。

 人工調味料の原材料名を見るとローリエが含まれていることがありますが、確かにローリエの粉を入れると、よりプロな味に近付ける隠しスパイスに違いありません。


朝市で販売されているローリエの生の葉っぱ

朝市で販売されているローリエの生の葉っぱ


朝市で販売される乾燥したローリエの葉っぱ

朝市で販売される乾燥したローリエの葉っぱ



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