今秋の訪韓では、わが家の子どもたちは8カ月ぶりに韓国のいとこたちと再会し、昼夜問わずどんちゃん騒ぎを繰り広げました。追いかけっこをしたり、博物館に行ったりしましたが、多くの時間遊んでいたのは、韓国の男の子に絶大な人気を誇るアニメの玩具です。

　このアニメ、「トーニングメカッド」というもので、昨秋わが家が日本へ移住してきた頃すでに大人気だったのですが、いまだにその人気が続いています。ミニカーがロボットに変身し、主人公とその仲間たちがロボットと協力して悪と戦うという内容で、このアニメの人気を支えているのが磁力を利用したミニカーとカードの玩具です。

　この玩具、一見ただのミニカーですが、磁力を帯びた付属のカード（及び冷蔵庫などでも磁力があれば）を触れさせるとキャラクターに変身します。この玩具を集めて戦わせることが、韓国の男の子たちの中ではやっているのです。

　ひとシーズン前に出たものは1台1000円台で手に入ったり、もしくは最新のものは数千円するなど価格が高騰しています。このミニカーを収納する大型車が出るなど、子どもにとってはますます魅力的に、買わされる方にとってはますます保護者泣かせになってきています。

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