「ハリネズミの願い」作者トーン・テレヘンさんに会ってきました!
2017.05.18 up
先日、「本屋大賞」を受賞したオランダ人作家の本に関する記事を書かせていただきました。
「オランダの本が「本屋大賞2017」翻訳小説部門の大賞に!」
http://ima-earth.com/contents/entry.php?id=2017425185810
偶然ですが、本屋大賞が発表された2週間後の4月29日にその作者トーン・テレヘン氏のトークイベントがあり、そのイベントを見つけてくれたオランダ人の友人たちと行ってきました!
会場は、デンハーグという街にある本屋さん。しかもトークイベントの対談相手は、彼の長年のビジネスパートナーである編集者。まさに「本屋大賞」を受賞した作家にふさわしい演出ですね。
会場の中央に柱があり、対談者同士の間に入ってしまうという残念な構図
対談では、テレヘン氏が創作を行うにあたっての世界観のルールや、ご家族の話まで知ることができました。そして「ハリネズミの願い」の日本での人気は、作者と編集者にとっても驚きのことだったようで、話題に取り上げられていました。翻訳を手掛けられた長山さきさんとのエピソードなど、とても興味深かったです。
イベント後、日本語版「ハリネズミの願い」にサインしていただきました!
テレヘン氏は、「日本語の本にサインするのは初めてだよ」とおっしゃっていました。すると、日本語版のサイン本を持っているのは今のところ私一人ということですね? やったー!!
表紙にある自身の名前の日本語表記などを興味深くご覧になっていました。驚いたことに「ハリネズミ」という日本語はご存じでした。発音もバッチリです。
「恥ずかしがり屋でマスコミ嫌い」といううわさを聞いていたのですが、私の見たテレヘン氏は非常に朗らかで、好奇心が強い方という印象です。こういったすてきなご縁をいただけたので、ぜひ「ハリネズミの願い」オランダ語の原書にも挑戦してみたいと思います。
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