10月27、28日、モンペリエにあるスポーツ施設で南仏オキシタニ地域合同　剣道研修と昇段審査会が行われました。

　マルセイユやニース、ボルドーなど、たくさんの地域から剣道家が集まり、日ごろの訓練の成果を試したり、自分の技を磨くために稽古を行いました。

　今回、初めて自分の道場以外の剣道家と出会い、剣道を通した喜びを感じたところです。

　「日本人の剣道家とフランスで会えるなんて面白い！　剣道の国、日本にいつか行ってみたい」と喜んでくれたフランス留学中の中国人剣道家。「マルセイユに旅行した時は、僕の道場においで」とマルセイユの道場の連絡先や道場の手ぬぐいをくださった剣道の先生。剣を通した一つ一つの出会いや稽古が掛け替えのないものとなっています。

　フランスの剣道家の中には、大人の入門者や初心者がたくさんいます。勝負に勝っても負けても、段や級なんか気にせず、みんな本当に生き生き剣道を楽しんでいます。

　彼らのモットーが「今の瞬間が一番若い。始めることに早い・遅いはない」。同じ年の女性剣道家の友人の言う通り、「まだまだ40代。剣道の技を磨く時間はたっぷりあるわよ！　剣道を楽しもう！　そして、お互い高めましょう！」。

　私の剣道の道は始まったばかりです。

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