チリ

チリ:サンティアゴ

鰐部マリエ(わにべまりえ)

職業…フリーランス・フォトライター
居住都市…チリ(サンティアゴ)

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芝生の広がる公園で音楽を聴きながら楽しむ人たち

芝生の広がる公園で音楽を聴きながら楽しむ人たち

 みなさんこんにちは。2月も終わり、真夏のチリから少しずつ朝晩寒くなり秋に変化しつつある今日この頃です。


イベントにはどこからともなくリャマが登場! リャマとの家族写真

イベントにはどこからともなくリャマが登場! リャマとの家族写真

 ところで、チリの学生たちも3月からは2カ月半にわたる長い夏休みを終えて、学校へ戻る日が近づいています。社会人たちも2週間から1カ月近くの職場休暇を終えて3月からは通常の生活に戻る準備をそろそろ始めている人も多い時期です。セントロへ出れば、学校や会社へ戻る準備の買い出しをする人や、最後の休暇を楽しむ人たちでにぎわっています。


 ところで社会人もこの時期にまとめて長期休暇を取る人が多いので、サンティアゴの街はいつもよりも人が少なく、のんびりした空気が漂っています。夏休みの宿題などもないチリの学校なので、子どもたちも夏休みを思う存分自由に楽しみます。チリ社会は日本よりも時間や約束事にのんびりした国だと思うのですが、夏休みになるとさらにのんびりした空気が流れており、夜も10時近く真っ暗になっても公園で遊んでいる子どもたちをよく見掛けたりします。


 チリ生活を送りながら不思議だと思うのは、チリ人たちは時間にのんびりした人が多いのに対し、学校の規則は意外にも厳しいというとこです。朝は8時には学校に入らなくてはいけなく、5分でも遅刻するとノートに名前が記載されるという厳しさ。時間通り物事が進むということが珍しいのに、学校生活は時間に厳しい日本と変わらない厳しさです。これはチリの子どもたちにだけちょっと厳し過ぎるのではと思うほどです。そんな時間に厳しいチリの学校生活ですが、学校を卒業するとありのままののんびりしたチリ人生活に戻ります。


 学校生活では子どもたちに時間に厳しくしつける教育方針ですが、大人になると時間にルーズな人が多いなんて、何だか不思議です。


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