サンティアゴの緑を守る放水車
2018.04.25 up
旧市街で放水車で街路樹に大胆に水を掛ける作業員たち。サンティアゴの行政が行っています
娘を学校へ迎えに行く途中、サンティアゴの旧市街で放水車を見掛けました。放水車は後ろに立つ2人の人が、両サイドに立つ街路樹一本一本に向かって、時々路駐している車にも水を掛けながら放水し、木に水をあげていました。
日本では街路樹に放水車が水を掛けるのを見たことがなかったのですが、私の住むサンティアゴは基本的に乾燥しているので、こうして放水車やスプリンクラーが水を定期的に掛けている様子を見ることがあります。
遠くから山や丘を見ると夏場は乾燥が激しいので、山肌が見えてはげ山状態に見えます。冬場はとても寒いですが、雨が降る日が多いので逆に山に生える木々が青々してきれいに見えます。日本とチリとでは湿気の具合もずいぶん日本とは違います。
特に乾燥の激しい夏場はこうして街中に放水車が出動したり、スプリンクラーなどで水を定期的にあげることで緑を保っています。行政にお金がある地域へ行けば行くほど手入れが行き届いているので緑がとても豊富ですが、街の行政にお金がかけられない地域を見ると緑はとても少ないことが分かります。
こうした一面にもチリの貧富の差というのが出ており、地域によってはきれいに整備された地域で快適に過ごせる場所と、そうでない場所とが明らかに違っています。
先日新しい大統領が就任しました。右寄りの大統領ということでチリがこれからどのように変化していくのか、またこちらのブログでも次回報告してみたいと思います。
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